びーだぶ家のキャンピングトレーラー日誌

デリカD:5ディーゼルでキャンピングトレーラー(Hobby 490KMF)ひっきーしてます。基本DIYでのメンテナンスや改造、修理を試みています。

hobby 490KMFのエントランスドア故障修理

先日の旅行に行ったときの話ですが、初日からトレーラーが軽く故障しました。

エントランスドアです。外からドアが開きづらくなってしまいました。

普通、アウトサイドハンドルをひねって引っ張ればドアが開くはずなんですが・・・

ラッチが引っかかるんです。

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真ん中の黒い三角形の部品がラッチ

無理矢理ドアを引っ張れば開くんですが、これってそのうち完全に壊れるよね・・・。

トレーラー内側から開ける分には全然問題ありません。

 

観察すると、内側からドアを開けるときはラッチが完全に引っ込みますが外から開けようとすると3割程度しか引っ込んでいないのが原因のようです。

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比較画像

つまり外から開けたときはラッチが殆ど引っ込まずにラッチ受けにまだ引っかかっていたため、力ずくじゃないと開かなかったのでした。

 

でも、アウトサイドハンドルの可動域は正常です。普通にパコッと動きます。

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ここの動きは制限されていない

なので旅行中は応急処置として

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撤去!

一時的にラッチ受け部分を取り外してしまいました。

ドアの縁部分だけでラッチを受けさせると、外から開けたときの少ないラッチスライド量でも開け閉めできるようになりました。

でもドアが完全に閉まりきらずガバガバしているので、今度はラッチを受けるドアの縁に養生テープを20枚くらい貼って厚みを稼ぎ、ドアの開け閉めもドアの密着もとりあえず問題ないレベルに対処。

ドアのロックを受ける部分には両面テープ式フックを貼り付け、あて板としました。

これで何とか機能上問題なく使えるようになった・・・!

 

・・・のが旅行2日目の話。

旅行から帰ってきて数日。今日は休みだったので、オーニングを乾燥させながら修理することにしました。

さて原因は何だろうな~。この手の部分の壊れ方としては

1.プラスチック部品が折れた

2.プラスチック部品が変形した

3.異物が噛み込んでいる

4.部品クリアランスが大きくなってしまった

辺りが濃厚でしょうか。「部品の交換が必要になるのかな~頭痛いな~」と思いつつ、まずは分解を始めます。

分解に関しては以前にもやっているのでチャチャっとやります。

 

szkthsmk.hateblo.jp

 思い返せば1年前にもこのドアで苦労してるんですよね。(苦笑)

前回は鍵が開かず、今回はドアが開かず。もう意地悪なんだから。

 

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チェック

 特に見た感じ異常なし。

 

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チェック

こっちもチェック。見た感じ異常なし。

去年のブログ記事を見直して何か変わったところが無いか比較。

部品は全て正常のようです。

 

色々動かしながら試していると、1ヶ所「おや?」という部分がありました。

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アウトサイドハンドル単品

こいつです。

 

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軸のネジ

ドアのハンドルをパコッとやるとここを軸にして金属の腕が回転するんですが、その軸のネジがなんか緩い。

試してみると、金属の腕に負荷を与えながらハンドルをパコパコするとハンドルだけ動いて金属の腕が動かない!

原因はコレだ!!

 

ハンドルの動きがネジの緩みのせいで逃げてしまい、ラッチを動かす為の金属の腕を必要量動かすことができてなかったようです。

 

増し締めしてドアを組み立て、試してみると・・・

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ラッチが・・・

引っ込んだ~!

 

良かったです、修理費ゼロ円で直りました(ノД`)