もう何年前に買ったのかも覚えてないほど古いポータブル電源が我が家にあります。
DC12Vシガーソケット、AC100V(矩形波55Hz)120W、USB、LEDライト、エンジン始動補助と現代でもそれ程遜色ない機能を持っています。
今時のはAC100Vも正弦波だったりUSBも多ポートあるのが当たり前ですけどね。買った当時としてはなかなかの物でした。
というか”LED Light"ではなく"Right”と書かれているのに今気がつきました(笑)
12Vシガーソケット、AC100Vがこちら側にあります。あとは充電器差し込み口とヒューズ。
こちらにはLEDワークライトとUSB(2.1A)出力。それと自動車エンジン始動用のブースターケーブル接続ポートがあります。
左右に動かすタイプのスイッチはLEDとUSBのスイッチです。(切り替え式なのでLEDを点灯させながらUSB出力はできない)
このポータブル電源、入出力ポートにスライド式カバーも付いているしUSBポートもカバー付き。おしゃれなデザインもしてないので(失礼?)屋外の仕事でガシガシ使えてとっても便利なんです。
バッテリーも数年前に1回交換しましたが、もう2回目の交換をしなければなりません。
そこでまた同じバッテリーにしてもいいんですが、せっかくですので現代風に改良することにします。
買ったバッテリーがこちら。
12V20Ahクラス置き換え用リン酸鉄リチウムイオンバッテリー S1218です。
寸法はまんま互換性があり、加工無しでSG-3500LED内に収まります。
連続放電電流は20Aあり、必要十分です。
鉛電池より安くて、軽くて、長持ちして、急速充電もできて、言うこと無し!
ただし、
極性がVRLAバッテリーとは逆になってしまいますので手直しが必要です。
このケーブルでは反対側まで届きませんので、
手持ちの廃材を使ってケーブルを作りました。
少し細かったので2本ずつ結線することにしました。
あとは元通りに戻して終了!
ただ1つ気になったのは、このポータブル電源の充電器(っていう程の物でも無いスイッチング電源=ACアダプター)は15V出力なんです。まぁ800mAしか出力が無いから影響無いと思いますが、一応バッテリーの最大充電電圧は14.6Vと記されていました。
バッテリー内部にはBMSも内蔵されているのでバッテリーセルがダメになることは無いと思いますが、充電終期にBMSにより電圧異常で充電がカットされる可能性は無きにしも非ず?
もし充電終期に問題が出るようなら電圧調整できるタイプにするか14.4~14.6V出力のアダプターに換えてしまいましょう。
・・・と思っていましたが、記事を投稿する前にチェックした方が良さそうだなと思って試しに電池を使い切ってからフル充電かけたところ、28時間くらいでポータブル電源の充電完了ランプが点灯してその後は容量通りに電気を取り出すことが出来ましたので大丈夫なようです。
それにしても軽い!
標準のVRLAバッテリーだと7kg弱ありますが、LiFePO4だと2.4kgしかありません!
4~5kgも軽くなったのでもっと仕事に使いやすくなりました(^_^)