今年のG.W.はサイクリングを絡めたキャンプをしに行こうと計画していまして、キャンプ場の予約や観光先は決まったものの自転車を持っていく手段が決まっていませんでした。
デリカのルーフラックには1~2台、トランクにも1台くらいは載るかもしれませんが我が家にある自転車4台を持っていくのは現状難しいです。
現地で自転車レンタルも悪くないですが、空きがあるか?や、返却時間を気にしながら行動しなければならないのが性に合いません。。。
それにレンタル場所までの移動はどうするの?っていう問題もありますし。
トレーラー購入時から「サイクルキャリアは付けたいな」と思いつつ早2年。
たまたま昨日勤め先から臨時に年度末ボーナスが支給されまして、このタイミングしか無い!と一念発起しましてサイクルキャリアを購入しました。
ThuleからHobby用のキャリアが販売されておりまして、それを購入しました。
2004年以降のhobbyトレーラーなら取り付けができるそうです。
Thule Sport G2 Hobby | Thule | 日本
最初海外からの輸入を検討しましたが「おたくの国には正規販売店があるからそこから買いなさい」と現地販売店から拒否されました(そりゃそうだ)
で、正規販売店へ問い合わせたところ在庫があるということなので即日送って頂けました。これを国内在庫で持ってるって、凄っ!それなりに出る物なのか?
内容物の検品をし、過不足が無いかチェックしました。異常なし。
では早速取り付けに入ります。
最初はキャリアの下側の受け金具を取り付けします。
これを取り付けするには車内側でナットを締める必要があるので、車内側で作業ができるように
車両後部のベッド横にある化粧板を外します。
外れました。
・・・あれ!?
なんか壁にそれらしき穴(というか丸い溝)があるぞ!?
試しに車内側に入れる金属プレートを当てがってみると・・・
ピッタリ!!
なるほど、ここをドリルで貫通させればサイクルキャリア取り付け位置がビッタシ決まるってわけなんですね。Hobbyやりますね~。ってかキャリアも「Hobby用」っていうのは、そういうことだったんですね!納得。
いきなり外から穴開け始めなくて良かった~。
ということで、車内からこの位置で6.5mmの穴を開けました。
壁厚さは40mm位あったかな。強度を出すためかこの場所は内部が断熱材ではなく木材になっていました。サイクルキャリア用の場所としてそれなりに考えられてそうです。
受け金具にボルト溝がありますのでそこにボルトを設置し、あとは車内側からナットで締め付け。
ネジ穴にはコーキングの指示がありますのでお忘れ無く。
締め付け規定トルクは9Nmです。木部なので締めても締めてもまた締まるので、何度か繰り返すといいと思います。
そうしたら次はパイプの長さを調整します。最低かぶせ量は10cm必要なので、適切な長さにします。
今回の場合20cm程切らないと取り付けできなさそうだったので、20cmずつ切断しました。
かぶせ量も問題なく、20cm位確保できたと思います。
次、上側の受け金具を取り付けるんですが、説明書では
長さ30mmのナベ頭タッピングで取り付けとなっています。
でも締め付けたところ、バックカメラを避けて金具を付けた都合かどうか不明ですが、壁がスカスカでネジが効きません。
これでは上側の金具が剥がれて落ちてしまうので、小ねじを別途購入して車内でナット留めすることにしました。
もちろんこのネジ穴にもコーキングはお忘れ無く。
そもそもこの金具には自転車の重さ自体はそれほどかからず、どちらかと言うと剥がれる方向の力が加わります。タッピング留めだとネジが抜けてくる恐れがあるので、この方式ならだいぶ強化されるんじゃないかなと思います。
ちなみにここは2段ベッド上段の化粧板の内側に来ますので、ネジは完全に隠れる場所ですので見た目も問題なし。
無事に取り付けが終わりました!
途中ホームセンターにネジを買いに行った時間を差し引くと、およそ3時間の作業時間でした。
これに3台積み用のオプション
これを取り付けて、試しに自転車を載せてみました。
車体にも接触せず、灯火類やナンバーも後方から確認できるので問題無さそうです。
肝心の耐荷重ですが、説明書によると1台当たり最大19kg、合計50kgまでとなっています。(今回の取り付け方法はThule並びにHobby推奨の取り付け方法でしょうからそのまま鵜呑みにします。)
で、我が家の自転車の重さを量ってみたところ
自転車 大:16kg
自転車 中:15kg
自転車 小:12kg
合計 43kgでした。
重量的には問題ないようですので、説明書の通り重い自転車を車体側、軽い自転車を後方側にして搭載して使おうと思います。
実は今回トレーラー後部にキャリアを取り付けましたが、最初はAフレームに取り付けるタイプにしようかとも思っていました。
Thule Caravan Superb Standard | Thule | 日本
ただ、うちのトレーラーはエアコン室外機があって結構ヒッチ荷重が高めです。
あまりヒッチ荷重を増やすのも良くないですし、うちのトレーラーは後部に窓が無いので特に気にすること無く今回後部キャリアにした次第です。
後部キャリアですと自転車を積まないときはにゴミを載せたり発電機代わりのポータブルバッテリーを積んだり、冬になったらスキー板を載せることもできます。
キャンプ中のちょっとした物置にもなりそうですので、後部キャリアの方が使い方は色々できそうですね。