びーだぶ家のキャンピングトレーラー日誌

デリカD:5ディーゼルでキャンピングトレーラー(Hobby 490KMF)ひっきーしてます。基本DIYでのメンテナンスや改造、修理を試みています。

自作LiFepo4ポタ電のBMS交換

私は以前に大容量280Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリー式ポータブル電源を自作しまして、様々な機会に使っております。

が、いつの日か充電器を接続しても充電が出来ないという事が頻発し、しかし充電器を接続して放っておくといつの間にか勝手に充電が始まって完了するといった怪奇現象のようなことが起きるようになっていました。

使用しているDaly/HeyoのBMSが悪さしているのはわかっていたのですが、色々海外のフォーラムで質問したり他の方のスレッドを見て調べても設定が原因ではないようで解決せず。

そんな中、BMSをPCと繋いで詳細なステータスを見ていると1つ気になる部分が。

 

MOS Tempが異常でした

これはBMS交換後の画面なので正常ですが、交換前のBMSではMosTempが170℃とか180℃になっていました。

BMSの中にはDischg.Mos(放電回路スイッチのような物)とChg.Mos(放電回路スイッチのような物)があり、その温度が異常になると放電もしくは充電、または両方をシャットダウンします。

何故正確な温度を表示していない、または異常に発熱しているのかは不明ですが、ここの温度が異常に高い数値を出していることが充電をスタートさせない原因であることが推測されました。

もしかするとDC-ACインバーターを経由してエアコン等の中負荷を長時間使ったことでBMSが熱の影響を受け、中身がやられたのかもしれません。

 

ということで、BMSをまた新たに購入。

新たにまたセル間電圧モニター用のケーブルを繋ぎ直すのが面倒だったので同メーカー同クラスを購入して配線を流用し接続しましたが、今度は連続負荷にも耐えられるようにファン付きBMSを購入。

新たに購入したファン付きモデル

付け替えは簡単に完了。さてMosTempは・・・上のスクリーンキャプチャーの通り、ちゃんと雰囲気温度と同じくらいの温度でした。放電試験も充電試験もやってみましたが問題なし。

 

以前のBMS(故障品?)

内部Mos温度が異常なBMS。これは・・・後で分解してみますかね。直ったらもう1個ポタ電を作ったときのBMSとして使うことにしますか。