先日の24ヶ月点検でリヤブレーキパッドの減りが見受けられたので、サマータイヤに戻すついでに前後ブレーキパッドの交換及び前輪ブレーキローターの交換をしました。
ブレーキローターを交換する理由は、前輪に少しブレーキジャダーを感じていたためです。(ブレーキング時に周期的な不均一制動を感じていた)
まず部品を手配。部品屋から入荷しました。
ブレーキパッドもローターも社外品です。
まず前輪から始めました。
フロントは正直まだ使えるんですが、ローターを交換するのでついでにセットで交換しちゃいます。
ローターを外すにはブレーキキャリパーを外さないといけないので、外したらコイルスプリングに引っかけておきます。
新旧ローターを比較しました。新品を取り付ける際はローター表面に塗られている保護剤(油)を洗浄してから取り付けないとブレーキが効きづらくなってしまうので要注意。
錆び付いていて少し苦戦しましたが、古いローターを外したらハブ面をワイヤーブラシで清掃し、新ローターを取り付けてキャリパーも取り付け。
新しいブレーキパッドは厚みがあるのでキャリパーのピストンを戻さないと組み付けできません。専用のツールで戻します。
ここで注意しないといけないのが、ブレーキピストンを押し戻すとその分ブレーキフルードがリザーバーに戻ってきます。タプタプに入っていると溢れてくるので、必要に応じてスポイト等で抜き取る必要があります。(先日のブレーキフルード交換時の時点でブレーキパッド交換を見越していた為下限付近に調整していましたが、フロント2輪やった時点でこの位まで増えてます)
ブレーキフルードはエンジンルーム内も含め、塗装面に付着すると塗装が剥がれます。もしこぼれたり付着した際はパーツクリーナーか流水で洗浄してください。(アルコール系なので水で流せます)
新しいパッドとの比較
あと2mm位は使えたかもしれないけど。。。
シムとインジケーターを移植して、組み付け。
写真には撮ってませんが、パッドは更に紙やすりで面取りして泣き防止を図ったりブレーキグリスを適量塗布したりしています。
前輪が終了しました。タイヤを取り付けたらブレーキを何度か踏んで当たりを出しておきます。
続いて後輪ですが、残りが3mm位にまで減っています。
こちらもシムを移植して組み付けます。
デリカD:5は年式?エンジン?によって、リヤブレーキキャリパーがサイドブレーキ付き/無しがあります。
我が家のはサイドブレーキ付きのキャリパーなのでピストン押し戻し工具が必要でした。
立方体みたいなツールもありますが、何でも大丈夫です。
これでピストンをグリグリと押し戻してキャリパー取り付けて、タイヤを取り付けたらピストンを定位置まで押し出して当たりを付けたら終了。
駐車ブレーキの効きも確認!OK!
試走したところブレーキのジャダーも無くなり、とってもコントロールしやすくなりました。
話は変わりまして、先日ようやくデリカD:5のリコール作業を実施しました。
確か2022年の6月頃に案内が来て、すぐ予約の電話をしたら2023年の3月まで予約が一杯ですと言われたやつです。(笑)
で、リコールの内容は↑にも書いてあるんですが、我が家の場合
①エキマニの割れ
②ターボからの排気漏れ(範囲外にも関わらず実施してくれた)
③DPF絡みのECUリプロ(※サービスキャンペーン)
④スライドドアスイッチ交換
でした。
①ちなみに外したエキマニ見せて貰ったんですが割れておらず、作業してくれたメカニックに「どのくらいの確率で割れてるんですか?」と聞いたら『私これ200台位やってますけど、まだ1台も割れたやつには出会ってないです。うちの販社内でもまだ1~2台のようです。』との事でした。
②うちの車体はターボ排気漏れは対象外だったんですが『範囲外でも使ってるターボ一緒なので、やっちゃってます』と。もしかしたら適応範囲拡大の通達とかあったのかもしれませんね。ちょっと嬉しいサプライズでした。
③DPF絡みのECUリプロは少し変化が体感できる点があって、気づきやすいところでは加速から巡航に入ったときの燃料噴射挙動が変わりました(エンジン音でわかる)。主な変更点はそこじゃないのかもしれませんけども。
④スライドドアスイッチも症状出ていなかったので特に何も変わらず。
ですが、今回ディーラーに車を預けて1番変化を感じたところが・・・
リコール関係ない所で、何とオートライトがまともに使えるレベルになりました。
※我が家のデリカD:5はオートライト義務化前車両です
普段オートで使ってるんですが、周りの車みんなライト点け始まってるのに自分の車だけ点灯してなかったんです。で、ディーラーに「もうちょっと明るいうちに点くようにできませんか?」と聞くと「点灯を早めたり遅めたりはできないんです。感知時間の分解度変更はできるんですが・・・(暗くなってから何秒で点灯させるか、明るくなってから何秒間点灯させっぱなしにするかの調整は可)」という返事。
他メーカー車だと調整できる車も多いのにな~。照度センサーの上を少しマッキーで塗って感度調整しちゃおうかな~と思っていたんですが、何とディーラーに預けたらETACS周りもリプロされたのかめっちゃ早く点くようになって、自分の中で「そろそろ点いて欲しいな」のタイミングで点灯するようになりました。
自分の中ではリコールよりもこれが一番嬉しい改善でした。
さて、EGRソレノイド、インジェクター、エキマニ、ターボとどんどんエンジン周りは新品になっている我が家のデリカD:5。年数が経つにつれて若返っているようです。(笑)
まだ9万キロにも満たないですが、目指せ20万キロ!