びーだぶ家のキャンピングトレーラー日誌

デリカD:5ディーゼルでキャンピングトレーラー(Hobby 490KMF)ひっきーしてます。基本DIYでのメンテナンスや改造、修理を試みています。

2024/08/14~08/24 夏休み北海道キャラバン⑧

21日

旧仁宇布駅前で目覚めた朝。

旧仁宇布駅前

今日も良い天気で最高の一日になりそうです!

 

24時間利用可能な観光トイレ

旧仁宇布駅前にはとってもキレイなトイレがあります。

 

そして本日のお目当てはコチラ!

同じ敷地内にあります「トロッコ王国美深」です。

トロッコ列車

torokkobihuka.jp

昭和60(1985)年9月に廃止された旧国鉄・美幸線を再利用し、平成10(1998)年から往復10kmのトロッコ列車を走らせているトロッコ王国美深。エンジン付きのトロッコを自分で運転し進んでいくので楽しさ満点です!

ところで『美幸線』ってことは美深とどこなの?終点はここ仁宇布駅じゃないの?と思ったら、元々はオホーツク海側にある北見枝幸駅まで延伸する予定だったので美幸線なんだそうです。しかし仁宇布駅から先は一部工事は進んでいたものの国鉄再建法の施行により廃止が決定し、営業区間も含めて廃線になったという流れだそうで。

 

鉄道の営業はわずか20年。トロッコ運行は何と26年目。ここのレールもそんな事になるとは思ってなかったでしょうね。(多分当時のレールでしょう)

気持ち良い!

ロッコは始発の便を予約していたので、受付と支払いをして運転の説明を受けたら朝一番の気持ちの良い時間帯を颯爽と走ります。

運転とは言ってもアクセルとブレーキのみの操作ですが、途中何カ所か徐行箇所や一時停止箇所があるので

踏切です


自動車の運転免許を持っている人が運転するというのがお約束です。

廃線なので自動車の方が優先なんですね。

 

森の中を抜けるトロッコ

気持ちの良い空気、真っ直ぐに伸びていく線路。所々にある川も良いですね。

ゆっくり眺めるのも良し

颯爽と走り抜けるのも良いですが、ゆっくり景色を楽しむのも良いでしょう。

 

折り返し地点

5km程走ると折り返し地点になりますが、単線ですので全員向きを変えてから再スタートとなります。

係のおじちゃんは軽自動車で先回りしてここで待機してくれてるみたいです。

 

集合写真

帰りは同じ所を通って戻るんですが、逆向きになっただけとは言え見える景色も変わるので楽しめます。

 

もうすぐゴール

往復約10km、時間にして約40分のトロッコ運転はまさに非日常の体験。

良い思い出になりました!

それにしても北海道では「赤字で廃線」という路線をよく見聞きしますが、実際にこうやって走ってみると納得です。だって駅間も長いし沿線に人が住んでいないんですもん!そりゃ営業係数がむちゃくちゃな数字になっちゃいますよね。私が住んでいるあたりも営業係数2000円近いし一部区間は6000円とか言われています。そのうち同じような運命になっちゃうんでしょうか。

 

ところでこのトロッコ、スタートしてからの景色が「DAISHI DANCEの”Spectacle.”ってアルバムの発売予告動画そのまんまじゃん!」って思ってまして、帰ってきてからYouTubeで探してみました。

DAISHI DANCE(ダイシ・ダンス) = 北海道札幌市を拠点に活動する、ピアノと哀愁メロディを組み合わせたダンスミュージックが特徴的な日本の音楽プロデューサー、DJ、リミキサー。(Wikipediaより)

DDさんは2008年に出したカバーアルバム「the ジブリ set」が有名なので知ってる方も多いと思います。昔はDDさんのCD買ったりしてたけど、どこに行ったかなぁ。

見返してみるとそんなに似てるわけでも無いですけど、なんか《北海道(活動拠点)》《森の中の線路を進んでいく》《川がある》っていうキーワードで考えれば、ほぼ正解?

似たような動画の数は多いかもしれませんけれども、懐かしい気分になりました。

 

記念撮影

ロッコを降りたら駅看板と記念撮影用トロッコがあったので記念に1枚。

ここ仁宇布が終点だった証もありますね。

 

足こぎ式

隣には自転車のようにペダルを漕いで動かすトロッコがあり、自由に乗れるそうなので乗ってみました。横並びなのに向き合う形で漕ぐので、行きと帰りで漕ぐ人が変わります。

この赤いマシンはブレーキが全然効かないので要注意!(マジで奥にある列車に衝突する所でした)

 

写真左手に見えるのは583系という列車のようで、しばらく前までは中に入れたようですが

ありゃま

蛇がご乗車なのようです。さぞ快適でしょうね。

ご機嫌を損ねないよう退散いたしました。

 

また、駐車場には昔の駅舎もあって中を見学することが出来ました。

廃線当時の看板

時刻表

『朝刊』『夕刊』『貴重品』などの文字が読み取れますね。

ダイアグラム

忘れ物掲示

内容は当時の物ではないかもしれませんが、僕も子供の頃はこういう掲示板ありましたし待ち合わせの連絡板のような利用者が自由に書き込める黒板もありました。

ちなみに時代錯誤ですがこの建物内にはフリーWi-Fiが飛んでおります(爆)

 

ロッコと美幸線の歴史を楽しんだ後は、美瑛に向かって走って行きます。目的地は「道の駅びえい 白金ビルケ」です。

 

途中で「道の駅なよろ」に立ち寄ってみたり

道の駅なよろ

道の駅裏手

運転に疲れたので広大な景色を見てリフレッシュ。

そしてここからは時間短縮のために高速に乗ります。

日本最北の料金所「士別剣淵IC」

そして着きました「道の駅びえい 『白金ビルケ』」

キャンピングカーサイトを利用

道の駅内にオートキャンプ(と言っていいのかな?)を楽しめる有料の区画があり、駐車スペース横の緑地も使うことができます。電気、水道、ダンプステーション有りで1泊¥3,500。

長さ12mの車両まで停められるので11.9mの我が家はヘッド車も一緒に停められました。

電気・水道は区画ごとに有り

ダンプステーション・洗い場は共有

コインランドリー(16:30まで)

コインシャワー(16:30まで)

↑コインシャワーが21:00位まで入れれば完璧なのに!

 

www.nap-camp.com

 

到着したのが割と早かったので、近くの有名観光スポット「青い池」に行ってみることに。

青い池駐車場

渋滞にハマりながらも駐車場に入れました。駐車場の回転は良いので、そんなに待たずに入れると思います。

それにしてももの凄い人。池を見に来たんだか人を見に来たんだか。

青い池

確かに青くて綺麗!青く見える理由は火山性のアルミニウムを含んだ水が光を乱反射させて…ということらしいのですが、はっきりとした理由はわかっていないそうです。

立ち枯れしている木を見ると、とてもここで泳ぐ気にはなりませんね・・・!よくあの外国の方はここで泳ぐ気になったものです。

なんか静かな空間でこういう神秘的な自然を観ることで癒やしを得られるんでしょうけど、有名になりすぎるのもどうなんだろうかと考えさせられました。

ただ、景色自体は凄く良いですよ!できるだけ観光客が少ない時期に訪問されることをお勧めします。そんな時期無いかもしれませんが(^^;

 

また道の駅に戻りまして、のんびり過ごします。

サイト横の緑地

バドミントンをやってみたり

ブランコ?

道の駅に有る遊具で遊んでみたり

遊び放題

日が暮れるまで放牧です(笑)

 

お風呂は、車で10分とかからない距離にある「ホテルパークヒルズ」を利用。キャンピングサイトチェックイン時に割引券を貰えましたのでお安く利用することができました。21時まで入浴可能です。

美瑛白金温泉 ホテルパークヒル

 

 

本日の行動

明日は道の駅を軸にして付近を観光します。