びーだぶ家のキャンピングトレーラー日誌

デリカD:5ディーゼルでキャンピングトレーラー(Hobby 490KMF)ひっきーしてます。基本DIYでのメンテナンスや改造、修理を試みています。

2024/08/14~08/24 夏休み北海道キャラバン④

17日朝

曇天

スカッとした晴れを望みましたが、台風が来ず、雨が降らなかっただけ良かったです。

 

ニセコHANAZONOリゾート

本日やってきましたのはニセコHANAZONOリゾートです!ご覧の通り冬はスキー場になる場所ですが夏は様々なアクティビティを楽しめるリゾート施設となっています。

しかし設備がめちゃめちゃキレイだし最新鋭だな~。それだけの資金を回収できるほどの観光資源があるって凄いわニセコエリア。写真は撮ってませんがこの背後にも大きいリゾートホテルを新築してるし、ちょっと山を下りたところにも別会社がリゾートホテル新築してます。成長期羨ましい。

 

変装

まずはみんなハーネスとヘルメットを着装しまして、

ツリートレッキング

うちの子(私も)大好き、ツリートレッキング!以前に群馬県の丸沼高原スキー場でやって以来みんなハマりまして、このテの物を見つけ次第遊んでおります。

hanazononiseko.com

ちなみに事前時間予約制ですので、WEBから予約&決済する必要がありますのでご注意ください。多分当日でも枠が空いてれば大丈夫だとは思いますが…。一応我が家は9:30の枠で予約を取りました。終わりの時間は特に決められていないようなので、疲れるまで遊んでても大丈夫だと思います。

※大人¥5,500/回 小人¥4,500/回

 

実は自分、高所恐怖症なせいで仕事の幅が制限されてしまっており、せっかくなので克服するために今回は一緒に遊ぶことにしました。でも遊びでやると鼻から全然怖くないのは何故?仕事が楽しくないから?(笑)

 

自分が工事の人にしか見えない

コースは全部で7コースあり、全てやると3~4時間かかります。そして全身の筋肉を使うので良い感じに疲れます!

ちなみに近くにトイレも自販機も無いので、水分の出し入れには要注意。

 

涼しそう

空いていたので慌てず急かされず楽しめました。1つのコースがかなり長いのと難易度が結構高いので、やり応えはかなりあります。スタミナがあるであろう息子ですら体力的に全部のコース回りきれません。

 

ただ注意して頂きたいのは、身長が低い&腕力が弱いと命綱を送り込むことが出来ず、足止めを食らってしまう場所があるという事。今回次女は身長制限こそパスしていたものの、いざコースに出ると腕力が足りずに命綱中継器のやりくりに苦労し、コース内で動けなくなってしまうことが多々ありました。登り終わらないと次の人が登ってこられない仕組みになっている(鉄道で言う閉そく区間のような)ハシゴが何カ所か有り、命綱は構造上人の追い抜きができませんので手を貸すこともできません。殆どの場所は前後に居る私と長女でロープの緊張を解いてあげたりして無理矢理進ませることが出来ましたが、中には「どうにも無理だ」って場所も。ただ幸いな事にその地点は他コースと共用部だった為に隣を通過する大人の方にお願いして手を貸して頂けましたが、通る方が居なかったら対処できずに係員さんを呼ぶハメになっていたかもしれません。体が小さめの方はご注意を。

そして早く大きくなってくれ、次女よ。

 

練習コースにて

練習用の低くて短い楽なコースを何度も回るだけでも面白いです。初心者コースでもジップラインのように滑空する部分も有りますし、なかなか爽快です。自分のレベルにあったコースがきっとありますから、心配ご無用です。

 

昼頃になったのでツリートレッキングは終わりにして車内で軽く昼食。次に予約しているアトラクションが13:30からなので、遅刻しないように段取りを進めます。

 

そのアトラクションっていうのは、HANAZONO ZIPFLIGHT

hanazononiseko.com

ただのジップラインではありません。MACH1(マッハワン)、MACH2(マッハ2)、MACH3(マッハ3)の3本のジップラインから成り、最も長いMACH3は1,700m!なんと3本合計で2,591mもある日本最長のジップラインです!

これはやるっきゃありません!

 

準備中

専用のハーネス等を身にまとい、ゴンドラに乗って山頂へ向かいます。次女は体重が足りず申し込みできませんでした。でも凄くやりたそうにしてるので、大きくなったらまた来ようね。それか、連れてきて下さい。笑

記念撮影

しばらく次女は妻と待機となります。待っててね~。

 

ZIPFLIGHTですが、携帯電話やカメラ等は落下防止用ストラップが無い限り持ち込みできないので、今回自前で写真や動画は撮影してません。アクションカメラも持っていますが、落としたら回収不可なのでやめておきました。その代わり自動追従カメラの動画を事後購入することが出来ますので今回記念に購入いたしました。そのスクリーンショットを貼り付けておきます。

 

山頂へはゴンドラとワゴン車を乗り継いで移動でした。ゴンドラは日本国内では珍しいオーストラリアPOMA製!きっとHANAZONOの社長がオーストラリアのスキーリフト業界団体であるオーストラリア スキー場協会のCEOを兼任しているからなのでしょう。軽く索道好きな自分にとっては珍しい物に乗れてテンション上げ。

 

いよいよ滑空開始。MACH1、MACH2の滑空距離は450m前後。まずはこれで体を慣らす感じです。

そして最終MACH3。

 

山頂は雲の中

本来であれば右手に羊蹄山がズバーンと見える景色の中を滑空できるはずなのですが…このタイミングでガスがかかってしまいました。でも行き先が見えない中を進んでいくジップラインもまた一興。

 

降りてきたところ

MACH3をスタートしてすぐ雲から抜けたので、景色はそこそこ見えました!

 

もの凄い距離とスピード

この画像の右上、雲の中の更に奥からスタートしてます。めちゃくちゃ長いでしょう?スタートからゴールまで1分半~2分くらいかかるんです。そして最高速度は時速100kmを超えるんですよ!横向いたらメガネなんて吹き飛んでいっちゃいます!

 

滑空中はもう速さと長さも然る事ながら広大な森林の上を滑空するのがこんなに凄く気持ちいいものなのかと!

興奮、感動しまくりで、ひたすら「すっげー!!」と叫んでました(笑)

ほんのちょっとの恐怖が良いドキドキ感を与えてくれて、もう脳内で興奮物質がドバドバ!

 

ゴール

そして無事にゴール!私は体重もあるし速度を乗せる体制で滑空したのでもの凄い速さで降りて来ちゃいました。なので係員さんが体の向きを変えてくれて、遅れて到着した長女の滑空を見せてくれています。もう1回言っちゃいますが、あの雲の奥からスタートしてきて1本物のジップラインですよ!?もう凄いの一言!人生で忘れられない体験となりました。

高かったけど、やって良かった~!子供も大興奮!

降りてきたら「もう1回やる!!」なんて騒ぎ始まっちゃって大変大変。(お金が)

※大人¥15,000/回 小人¥12,000/回

是非、こういう非日常的な物が好きな方は1回は乗ってみることをお勧め致します!

ブログではあっという間の出来事のようですが、移動も含めてトータル1時間程の間は他の参加者さんの滑空を眺めたりお話ししたり、ずっと楽しかったです。

 

興奮冷めやらぬままキャンプ場に戻り、今度はオーソドックスな遊びをして過ごしました。帰りがけに寄ったDCMで遊び道具が安売りされていたので色々購入。

急遽買った遊び道具

遊んでいる場所は多目的広場で、サイトエリアではございませんので悪しからず。

 

夕食時、前日に寄った「道の駅しかべ間歇泉公園」で買った海鮮ねぎ塩和えという物を食べてみました。

激うま!

これは・・・ヤバイ・・・めちゃめちゃ美味しいぞ!塩茹でされたであろうタコとネギがガーリックパウダーとオイルで和えてあるような感じで、たこわさのようなイメージで食べたら全く違う美味しさ。タコ自体も凄く美味しく、噛めば噛むほど味がどんどん口の中に広がってきます。一口食べて、即「これもう一回買おう!」と。

後日、道の駅に電話したところ『冷凍の代金引換便で発送できます』という事でしたので注文してしましました。このブログを書いている時には届いて食べていたのですが、何回食べても美味しい!「株式会社イリエ船橋商店」さんの「海鮮ねぎ塩和え」。タコのおつまみ系が好きな方にオススメです。

 

さて、この日は北海道旅行での一大イベント”ニセコHANAZONOリゾートで遊ぶ”が完遂しました。一大イベントって言うか、旅行中に一番お金を掛けて遊んだっていう意味が強いですね(笑)やはり日本一がそこにあるなら体験してみないと。

 

明日以降も色々観光したり遊んだりしながら道内を進んでいきます。

 

本日の移動

ジップラインにハマった長女は自宅近場でジップラインができる所を探し始めた!いいよいいよ~、付き合いまっせ~

2024/08/14~08/24 夏休み北海道キャラバン③

16日朝

 

RVパークおおぬまで目覚めた朝。

私が撤収準備をしている間に女性陣は近所にある和菓子屋さんに有名なお団子を買いに行きました。

谷口菓子舗

二色団子

食べかけですみませんが、小さいお餅がいっぱい入っていてめちゃウマです。

 

チェックアウトしたら、まず「道の駅 しかべ間歇泉公園」へ。

shikabe-tara.com

混む前に入れました

ここは道の駅に面白い物がありまして、

蒸し器

なんと温泉の熱で調理が出来る蒸し器が並んでいます。この蒸し器の真後ろが源泉です。せっかくなので、食材を買って調理してみることに。

注意:勝手に(自由に)蒸し器を使うことは出来ません。利用は道の駅で食材を購入した方に限られます。

食材は道の駅売店で売っており、牡蠣、肉、野菜、卵など色々ありましたが我が家は朝ご飯食べてきたばっかりで満腹なので卵をチョイス。

購入すると、蒸し器の場所を指定されるのでその蒸し器でおすすめの時間調理します。

ミトン、調理器具、塩やポン酢といった調味料、箸、皿、タイマーは渡されるので、何も準備する必要は有りません。

 

熱いから気をつけて!

フタは手前を上に上げて開けてはいけません。顔や頭を蒸気で火傷してしまいます。必ず手前にスライドさせて奥側が開口するように開けましょう。

 

できあがり!

どうですかこの温泉蒸し卵!めっちゃくちゃ美味しい!

卵5個で調理器具、カトラリー込みで¥500位ですから良心的だと思います。良い経験が出来ました。

 

間歇泉公園へ

道の駅の奥には有料の間歇泉公園がありましたので、入場してみました。

噴出口

ここの間歇泉は今時多い「自噴しなくなったのでポンプで定期的に噴出させています」ではなく、正真正銘の自噴。なので約12分に1回噴出してきますが、噴出間隔・高さ・継続時間もまちまち。見る度に違いのある噴出は自然の不思議さを感じますね。

無料の足湯有り

足湯に浸かりながら間歇泉の噴出を眺めることが出来ますので、寒い時期でも割と平気そうです。

 

温泉卵も有り

足湯の隣には温泉卵もありました。1個¥100です。だし醤油、スプーン、紙コップ付き。セルフで取り出す方式ですが、万が一取り出した卵が生だった場合は返金してくれるので安心。てか自分、卵食べすぎ。

半生でしたが

ちょっと時間が浅い卵を取ってしまったので暖かい程度の卵を引いてしまいました。でも美味しかったので満足!

 

しかべ焼き

5月にオープンしたばかりのお店が有り、しかべ焼きという物があったので買ってみました。明石焼きのような食べ物で、中にはタコやホタテが入っています。トッピングも色々種類があったんですが、とりあえずプレーンで。

お出汁かけ放題

白口浜真昆布の出汁をかけて食べるんですが、このお出汁が美味しいこと美味しいこと!

凄い美味しい

しかべ焼きが無くなってからもお出汁だけ飲んで味わってしまいました。(これも店舗公式の楽しみ方です)

是非、道の駅しかべ間歇泉公園来たときは食べてみてくださいね!

 

お土産

記念にタオルを購入。使い勝手がどうとか、そういうもんじゃないんです。

それより”昆布タオル”じゃなくて、”タオル昆布”なんですね。てことは、昆布なの??(なわけない)

 

13時頃に駐車場へ戻ったら駐車場はかなりの混雑具合。道の駅としては小規模で駐車場も店舗も小さいので、来るなら朝の早めに来る方が良いかもしれません。自分たちが駐車場から出たときは道路にも何台か車が溜まってました。

 

これで今日の予定は終了したようなもの。ここからは倶知安町に向けて移動します。

 

途中で八雲町にある「八雲SA」へ休憩立ち寄り。

八雲SA

ここ八雲町は日本で唯一太平洋と日本海に面した町なんだとか。

八雲町

おお~、確かに!

内浦湾を望む

丁度この日、対岸の室蘭には地元の友人家族が居る日でした。彼らは今日北海道を発つ日ということで道内で会うことは叶いませんでしたが、会えたら面白かっただろうな~。ちなみに今年の夏休みは学区内に知っているだけでも4家族北海道で旅行しています。どれだけ人気なんだよ北海道!

 

白い恋人ソフト

車から降りてこなかった長男長女に内緒でソフトクリームを食す。

ズルい!とか言ってきても来なかったのが悪いんです!

 

クラブハウスのよう

その後は「道の駅くろまつない」でも小休止。ゴルフ場のクラブハウスみたいな建物だな~と思ったら裏手に本当にパークゴルフ場がありました。でも道具の貸し出しは無し。

 

17:30頃、本日の停泊地である「アウトドアパーク ペトトル倶知安」に到着。ここは「RVパーク倶知安」の奥にできた高規格キャンプ場で、トレーラーでも余裕で入ってこられる広さ!(道路出入り口の段差だけは要注意)

 

一番良いサイトかも!

一番西側のA-3サイトでした。

案内図

トレーラーの正面には何も無し。ヘッド車はすぐ近くの砂利部分に停めて良いということで便利で安心。天気が良ければニセコアンヌプリがドーンと見えたかも。羊蹄山はペトトルからだと森が近すぎて見えないかな。RVパークからだと半分以上は見えるようです。

 

広げました

2泊するので、オーニング、イス、テーブル、コットも出しました。

 

電源、無料無線LAN、シャワールーム、温水の出る屋内洗い場、ゴミ処理ステーション、洗濯機、乾燥機、ダンプステーション、屋外サウナまであり、すぐ横は多目的広場なので子供達を遊ばせておくことも出来ます。

軽く施設の紹介。

管理棟

管理棟の左側がゴミステーションです。

管理棟内

洗濯機と乾燥機はコイン式。男女別のトイレ/シャワールームがあります。

これと同じ設備がRVパーク側の管理棟にもあるので、混雑時はそちらも利用できるとのこと。

管理棟内

混合栓の洗い場と電子レンジ、電気ポット。

 

表に出まして

ダンプステーション

給水・ダンプステーションがあります。

 

気になるお値段ですが、家族5人2泊3日で14,000円です。

内訳:

電源付きサイト利用料 :1泊 3,000円 ✕ 2日分 = 6,000円
入場料:大人3名1泊 3,000円 / 小学生2名1泊1,000円 ✕2日分 =8,000円

どうしても大人3人だと高くなっちゃいますよねー。

 

サイトでのんびりも良いんですが、早めにお風呂に行くことにしました。

車で10分ちょっとの所にある「京極温泉 京極ふれあい交流センター」。距離は10km位あるんですけど所要時間はかからないのが北海道。(笑)

 

京極温泉 京極ふれあい交流センター

羊蹄山がちょっと見えてますね!

お風呂も広くて洗い場もたくさんあり、快適でした。大人¥600、子供¥300、未就学児無料です。

疲れちゃってご飯作るの嫌だ!ってなったら食堂でご飯食べてっちゃってもいいかも。

カツカレー¥700、醤油ラーメン¥600とか結構安いし。

 

この後キャンプ場に戻ったらトレーラーの外で夕ご飯を食べ、明日に備えて早めに就寝となりました。

 

明日はこの北海道旅行メインイベントです!

 

本日の移動

8/16走行



2024/08/14~08/24 夏休み北海道キャラバン②

15日 夜中

ずーーーっと続く大きなエンジン音、ビビり音を上げるトレーラーのボディー。

現在時刻は2時過ぎ。

『近くにトラックでも停まったのか?それにしては音が大きすぎやしないか?』と思いつつ窓から外を覗くと、

ブルーマーメイド

なんと目の前の乗り場にフェリーが着岸しておりまして、そのエンジン音が付近に轟いております・・・。

もはや耳栓したところで眠れるような音では無いし、今からトレーラーを移動させたところで変わらないだろうと。港の駐車場はどこに居ても船、トラック、冷凍機のエンジン音がするので・・・寝るのを諦めました(笑)

寝たかったらフェリーに乗ってから眠れるし!

 

朝になりました

6:30活動開始。なんだかんだベッドで目を閉じているだけでそれなりに休息は取れるもんで、疲れは殆ど無くなりました。津軽海峡フェリーと写真を撮っていますが、

青函フェリー

乗るのは青函フェリーです。

青函フェリーターミナルで乗船申込書を記入し、

乗船申し込み

窓口に行くと「長さを測りたいので建物の目の前に車持ってきてください」と。

係員さんと一緒に巻き尺で長さを測り、12m未満料金に決定!

乗船券

大人2名(1名分は車両代に含まれる)、中学生1名、小学生2名の計5名、12m車ですと¥68,300 それにステートルーム(ベッド付き個室)利用が¥5,200で、合計¥73,500でした。

これはスマフォでHPの割引券画面を提示したので凄く安くなってまして、画面を見せるだけで

・車両運賃が10%オフ

・旅客大人¥2,700→¥2,200(約19%オフ)

・旅客学生¥2,700→¥2,160(20%オフ)

・旅客小人¥1,350→¥1,100(約19%オフ)

・個室ステートルーム¥6,500→¥5,200(20%オフ)

と、かなりお得になりますので必ず見せるようにしましょう。

 

乗船が始まりました

7時過ぎから乗船が始まり、8:00にフェリーの中へ!

乗るぞ~

フェリーに乗る度思うんですけど、床の凸凹っていうか溝がトレーラーに悪影響な気がしてなりません。

乗船完了

結構最後の方に乗りました。

下船時に大変なことが起きる事をこの時私は気がついていません。(苦笑)

出航

定刻通り、青森から函館に向けて船が動き始めました。

 

さすが新しい船

2024年1月に新造就航したばかりの「はやぶさⅢ」は新しいだけあってめちゃキレイ!

今回はちょっと贅沢に個室を利用してみました。

個室(洋室)

ここがステートルーム(洋室タイプ個室)です。部屋のタイプは乗船手続き時に早い者順で選べまして、101号室は洋室2人タイプでシングルベッドが2基。102号室が洋室4人タイプで二段ベッドが2基。201,202号室は和室4人タイプとなり、ベッドは202と同じですがソファーテーブル部分が座椅子と机になります。

どの部屋でも利用人数に関わらず一律料金で個室が選べるっていうのは嬉しいですね。

はやぶさⅢ | 船舶紹介 | 青函フェリー | 函館、青森間の快適なフェリー航路

 

ステートルームの装備

ステートルーム内には洗面台があるのみ。シャワー室やトイレはありませんが、航行時間や船のサイズを考えると不便は有りません。部屋はカードキー式で、2枚貰えます。(お土産代わりに持ち帰り可)

 

部屋を出て船内を散策してみます。

自販機コーナー

自販機コーナー

飲み物、お菓子、カップラーメン(何故かこの日は休止中だった)が買えます。値段は一般的。

 

共用器具

即席離乳食やミルクも作れますね。

 

シャワー室

男女とも3部屋ずつあったような気がします。シャンプー、ボディーソープの備え付けは無し。

洗濯機?

ランドリースペースは・・・今後?

 

青森の空

デッキに出てみました。海が本当に穏やか。

 

函館が近づいてくると

晴れ!

雲も少なくなって気分も晴れやかに。あと30分ほどで下船です。

 

さて下船のアナウンスもあり、車両甲板に降りて車に乗り込みます。係員さんからエンジン始動の許可が下りてエンジンをかけます・・・が・・・かからない・・・?

なんか船のエンジン音がうるさくて全然自分の車の音が聞こえないけど、キーをひねってもタコメーターは0回転表示。そしてうっすら聞こえるDC-ACインバーターの低電圧アラーム。

 

ん!!まさか!!

 

やってしまいました。青森港で乗船待ちしてたときにデリカのDC-ACインバーターをONにしてポタ電を充電していたんですが、その事をすっかり忘れ…

 

その後すぐに車両甲板でお隣に停まっていた親切な方に快く助けて頂き、無事始動できました。下船が始まる前には片付いたので船への迷惑はかかりませんでしたが深く反省。

ああ積んでて良かったブースターケーブル。仕事で極短時間100Vを使うことがあるためエンジンOFFでもインバーターの電源が入るようにしていたのが徒となりました。

 

気を取り直して

北海道へ上陸!

やっと来ました!北海道!

ちょうどお昼頃に到着したので、市場でお昼ご飯

函館朝市ひろば

マグロサーモン丼

美味しく頂きました。

 

市場から離れます

路面電車の通りを抜けて、

五稜郭タワー

五稜郭をタワーから見ようと思いましたが、凄い行列で諦めました。多分RVパークのチェックインに間に合わない・・・。

代わりに、すぐ近くにある函館市北洋資料館を見学しました。

代替案だった函館市北洋資料館

漁業の歴史や製缶の移り変わりなどを見ることができます。漁とか大好きな僕にはたまりません。

 

ホッキョクグマの剥製

ホッキョクグマの体毛って白じゃなくて透明なんですってね。

 

この後は食材を買い込み、RVパークに向けて移動を始めました。

大沼湖畔

空、雲、山、湖、線路。清々しい景色です。

 

RVパークおおぬま

本日お世話になるのは、ユーカラオートキャンプ場に併設されているRVパークおおぬまです。電源込み¥4,500。

 

めちゃくちゃ広い

キャンプ場はキャッチボールどころかノック練習も余裕でできそうな広さ。

トイレと洗い場

グレーの建物がトイレで、右の建物が洗い場です。トイレはキレイですが夜は虫が多少居ます。

かわいいお庭も

入り口付近には可愛い庭園がありました。

自由に読める本です

読書好きな次女が帰ってこなくなりそうな環境ですね。素晴らしい。

 

お風呂は車で10分位の所にある「ちゃっぷ林館」に行き、サッパリした後は晩ご飯

涼しいので外で

茨城なら夜でさえ暑くて汗だくになるというのに、エアコン無しで過ごせるなんて信じられません(笑)

イカ

最高の組み合わせ

そしてアイスボックスに檸檬堂。完璧!

 

道路が目の前に通ってますが、夜間は殆ど車が通らない為か全く気にならず、ぐっすり眠ることが出来ました。

 

本日の移動

2024/08/14~08/24 夏休み北海道キャラバン①

昨年は旅行費用が捻出できず諦めた北海道。1年間頑張ってお金を貯め、いよいよ今年人生目標の一つであった”キャンピングトレーラーを牽いて北海道へ家族旅行”が実現することになりました。日数は10日間。これだけ長い旅行は初めてなので、計画にも長い月日がかかりました。

 

北海道は ”台風が来ない” ”梅雨が無い” ”湿度が低くて涼しい” なんて言いますが

水攻めですか

何なら台風銀座と言ってもいいくらいでは?

5号と6号は温帯低気圧になって消滅するみたいなので、きっと15日の渡航の日には落ち着いていることでしょう。

 

出発前にトレーラーとデリカの点検や整備をしましたが、一番大がかりだった作業はトレーラーのスペアタイヤ移設。

スペアタイヤ点検の度にキャリアのスライダーを清掃給油しないといけないし、そもそもタイヤがパンク・バーストしていると地上高が足りずスペアタイヤが取り出せないという致命的な問題を抱えているので、今回からスペアタイヤをデリカに載せることにしました。今回は走行距離も長いですから、パンクやバーストしてしまい路上故障で迷惑をかけては大変です。(そもそもこのスペアタイヤも古くてヤバイんですが、スペアが有れば最低限危険な場所からは離脱できるだろうってことで)

トレーラーのスペアタイヤ

一旦取り外したスペアタイヤキャリアは、今後グレータンクの土台として活用しようと思います。

スライド式のスペアタイヤキャリア

今回の北海道では各地でゆっくりできず殆どRVパーク等での1~2泊なので、自転車やキャンプ道具は持っていきません。せいぜいイスとテーブルくらい。我が家にしては割とライトな装備です。

 

 

青森から乗るフェリーが15日朝の便なので14日朝に出発すれば十分間に合うんですが、高速道路の深夜割引を使う為にわざわざ13日の21:30頃出発しました。5000円弱節約できて、トラブルや迂回する必要が出たとしても時間に余裕ができるので悪いことはないですね。

 

出発してしばらく高速を走っていると、トレーラー後部を移しているモニターがたまに消える症状を発病。ええぇ~!?今までこんなこと起きなかったのに。まぁ夜間高速走っている間はそんなに必要無いから、仮眠して明日の朝になったら点検してみよう。

 

170km程走り、この日は福島県南相馬市にある南相馬鹿島SAにて仮眠。

夜間は先日購入したポタ電でエアコンを動かし、快適に寝ることができました。

本日の走行

 

翌14日の朝

南相馬鹿島SA

朝ご飯も食べ、出発前にリヤカメラモニターの点検に取りかかります。

モニターの電源は運転席下に増設したシガーソケットから取得していた気がしたので、差し込みが抜けかかったのかな~と思いその辺りをゴソゴソと点検。

すると次の瞬間「パチッ」

・・・ん!?ナビやドラレコ、ETCの電源が落ちた!

(増設シガーソケットはリレーを介して+B回路の電源を供給しているのです)

何故にそんなことが起こるのか??シガーソケットを触っただけなのに??

座席下に顔を突っ込んで確認すると・・・

シガーソケット

なんと4連シガーソケットのプラスチックが劣化してバラバラになり、触ったときに内部で陽極板と陰極板が接触してショートしてしまったんです。

こりゃ参ったな~と思いつつ、普段あまり使わないソケットは抜き、必要な電源だけ運転席のシガーソケットから別のソケットを利用して分配し応急処置を終えました。

切れたヒューズはエンジンルーム内ヒューズボックスにある予備ヒューズと交換し、ナビ、ETC、ドラレコ等も復活。

 

さてと、これでリヤカメラモニターも復帰・・・していない。何故!?

 

けど、走行中の殆どは見えてるからとりあえずこのまま行きます。延長サイドミラーで結構後ろも見えていますし。何よりも暑くて作業してられない!もし後ろを見なければいけない時は助手に降りてもらって直接見てもらうことにしました。

 

常磐道から東北道に入り、岩手県内の前沢SAで昼食。

牛タンゆず塩ラーメン

暑かったので、あっさりしたラーメンを頂きました。

 

外でソフトクリームを買っているお客さんがいっぱい居たんですが、あっという間に溶けてボタボタこぼれるわ地面に落ちるわで大変なことになっていました。これだけ暑かったら車に持ち込んで食べるなんてできませんね。食べたかったけど我慢。

 

このSAで1回目の給油をし、また青森方面へ進みます。

次に停まったのは青森県津軽SA。

津軽SA

 

小型ねぶた

建物の中には青森ねぶたを紹介するコーナーがありました。10日ほど前にお祭りだったようですね。

小型ねぶた

小型とは言えなかなかの迫力です。どの角度から見て迫力と躍動感があって、3次元でこういった作品を作る技って凄いですよね。。。

 

フリー卓球

丁度体を動かしてリフレッシュしたいと思ってたので、

息子と卓球

卓球をして遊びました。中学で卓球部に仮入部しただけの私と、4歳以来10年ぶり2回目の卓球だという息子。

試合内容はご想像にお任せします。

 

本日のお風呂

青森インターで高速を降りたのが17:30頃で、ほぼ予定通り。

トレーラーでも駐車できる入浴施設「あおもり健康ランド」に参りました。

料金

ここでお風呂と晩ご飯・・・と思っていましたが、食事処は人材不足で営業休止中とのこと。残念。

フェリーを見ながら

お風呂を出たらマクドナルドに行き、青森港でフェリーを眺めながら夕食にしました。

何が始まったの?

トレーラーから出て、ちょっと港を散策。

順番待ちのレーンが競技レーンっぽく見えたらしく、よーいどん!してました(笑)

 

今夜はここで仮眠

搭乗するフェリーは朝8:10の便。それまで仮眠です。青森港は夜中もフェリーが動いているのであまり入り口付近だと眠れないかなと思い一番奥の駐車場まで来ました。(が、実はこれが大間違いだった)

 

天気予報によると明日は風も弱く、穏やかな航行になりそうです。

前回フェリーに乗ったのは新潟~佐渡だったので2時間くらいでしたが、今回は4時間の航路。ゆっくりフェリーで過ごせるので楽しみだ~

 

本日の走行

朗報!2024-2025のNSDキッズプログラムは対象スキー場が追加

対象スキー場で子供のリフト券が無料になる「NSDキッズプログラム」を運営している日本スキー場開発(株)が、先月『対象のスキー場を追加する方針だ』と発表しました。

NSDキッズプログラムって何?って方は下記リンクをクリック↓

ざっくり言うと、対象のスキー場共通のシーズン券を子供1人¥1,500で買えるというプログラムです。

www.nippon-ski.jp

我が家も2023-2024シーズンはこのNSDキッズプログラムにめちゃくちゃお世話になりました。リフト券が高騰しているこのご時世、とてもありがたい取り組みです。

対象となるスキー場は

2023-2024NSDキッズプログラム対象スキー場

上記12箇所でしたが、2024-2025シーズンは更に

・白馬岩倉スノーフィールド(長野県北安曇郡白馬村

・川場スキー場(群馬県利根郡川場村

を加え、合計14箇所となる方針とのこと。

 

”トレーラー牽いて子連れでP泊する”と考えると、白馬岩倉スノーフィールドは駐車場も24時間出入り可能だしゲレンデにも近いから良さそう。川場スキー場は夜間駐車場が閉鎖されちゃうので無理ですね。営業時間外も駐車場へ入庫出来る模様ですが連泊できるかは要確認。

 

ちなみに昨シーズンうちでP泊しながら滑ったNSD対象スキー場は

群馬県 丸沼高原スキー場

 駐車場所:第1P(24H出入可、平日無料。土日祝と対象日は¥1,000)

 トイレ・更衣室:第1P内に有り。24H利用可能。

新潟県 石打丸山スキー場

 駐車場所:リゾートセンター横P(24H出入可、普通車1泊¥2,000、トレーラーだと1泊¥4,000)

 トイレ・更衣室:有りますが利用してないので24Hかどうかは不明。

●長野県 菅平高原スノーリゾート

 駐車場所:裏太郎ゲレンデ下P(24H出入可、無料)

 トイレ・更衣室:有り。24H利用可能。

この3か所でした。

 

行ったことないけどP泊できる(駐車場が24時間出入り可)らしいNSD対象スキー場は

群馬県 オグナほたかスキー場

 (平日は全駐車場オープンしていて車中泊自体は可。しかし土日祝は駐車場が6時ゲートオープン。ゲートオープン前は手前にある第5Pのみ利用可なので移動がしんどい)

〇長野県 白馬つがいけマウンテンリゾート

 (車中泊OKだが、車中泊できる第2Pが遠いし坂なのでしんどい)

〇長野県 鹿島槍スキー場ファミリーパーク

 (キャンピングカー用有料エリアは電源も有り。それ以外のエリアでもP泊できる模様)

〇長野県 竜王スキーパーク(駐車場からゲレンデも割と近くて24Hトイレも有り)

 

行ったことないしネット情報も得られなかったNSD対象スキー場は

新潟県 糸魚川シーサイドバレースキー場(大丈夫な気はするけど)

 

夜間駐車場が閉鎖されたりトレーラーで入れないためP泊できないNSD対象スキー場は

×宮城県 みやぎ蔵王えぼしリゾート(夜間閉鎖。電話でも確認済み)

×長野県 白馬八方尾根スキー場(夜間閉鎖。車中泊お断りの文言あり。探せば車中泊できる駐車場もあるかもしれないがゲレンデからは遠いだろう)

 

岐阜、滋賀エリアは遠すぎるので調べておりませんm(_ _)m

 

NSDキッズプログラム2021-2023シーズンは6箇所、2023-2024シーズンは業務提携施設なども含めて12箇所、2024-2025シーズンは14箇所と順調に増えていますが、僕個人としては長野近辺だけでなくもうちょっと東北エリアでも増えてほしいところ。まず大前提としてSKIDATA社のゲートが設置されているスキー場に限られてしまいますが、割と使われている所は多いので何とか日本スキー場開発さんには是非とも契約を取ってきてほしいですね。

2024/09/07追記:ブログコメントにて、NSDキッズプログラムパスポート提示で該当スキー場の1日券を取得できるという情報がありましたので一部訂正しました。更に調べてみたところ菅平のパインビーク一部ゲレンデでも同じ対応を取っていたようです。

DABBSSON DBS1300と自作ポタ電でエアコン稼働比較実験

先日購入したDABBSSONのDBS1300+DBS1700B(拡張バッテリー)のテストと、自作ポタ電との比較実験をしました。

テストは正常にエアコンが動くかどうか。その後の比較実験は、本当ならエアコンが切れるまでやりたいけどそれだと日中ずっと張り付いていないといけないので却下。なので2台とも決まった時間にエアコンを稼働させ、エアコンを切った際のバッテリー残量で比較することにしました。

 

まずはDABBSSON。キャンピングトレーラーにポータブルバッテリーを持ち込んで、エアコン本体のコンセントを繋いで準備完了。さてエアコンを動かすことはできるのでしょうか?

エアコン動作テスト

以前自作したポタ電は重くてトレーラー内に持ち込む事なんてできませんでしたから、トレーラー内に持ち込めるってだけでも大きな改善です。

 

恐る恐るエアコンの電源を入れると・・・お!無事に稼働開始しました。気になるポタ電のファンの音はエアコンの送風音より静かなので、トレーラー内にあっても全然気になりません。これなら使用方法の自由度も上がって好感触。

実験開始

エアコンはピーク電力カットモードですので最高でも300W程度の消費です。

※ピーク電力カットモード・・・「ピークカット」「パワーセレクト」等と呼ばれ、エアコンが稼働直後に一気に部屋の温度を設定温度に近づけようと最大能力まで頑張るのを抑える機能。これにより一時的な大電力消費を抑え、契約電力超過や配電系統をダウンさせにくくなる。その代わりに室温の変化はゆっくりになってしまうが、トレーラーで使用する分には室内の狭さ故にそのデメリットはほぼ無くなり、ポータブル電源にやRVパーク、キャンプ場の電源設備に対しての過負荷を防げるというメリットの方が優位になる。

画面に表示されているINPUTは拡張バッテリーからの入力で、拡張バッテリーからは170W、インバーターへは327W流れていっているってことなので本体バッテリーからは差し引き157W流れているようです。本体バッテリーと拡張バッテリーからの流入比は各バッテリー残量の比から自動的に調節され、充電量が0になるタイミングを大凡合わせてくれています。賢い。

 

無事に稼働し始めたのを確認できたので、実験のためここで就寝することにしました。自作ポタ電では翌朝まで余裕で動いていましたが、DABBSSONではどうなるでしょうか?

 

 

そして翌日起床するとエアコンは動作しておりました。お~、とりあえず合格。

 

しばらく日中も炎天下で動作させ、10時にエアコンをオフ。

前日夜の10時から約12時間運転させた結果、バッテリー残量は

実験終了時

約半分でした。(拡張バッテリーはもう少し残っていた)

 

 

翌日には以前作った自作ポタ電での対照実験も行い、

トレーラー内気温・就寝前の日中の天気・翌日の天気はほぼ同等

使用時間も夜10時~翌朝10時で条件を揃えて実験開始。

自作ポタ電

結果、自作ポタ電の方はおよそ残量40%でした。(終了時の画面が11時頃だがエアコンの内部乾燥運転が終わってから見た為で、これはDABBSSONとも同じ条件)

 

まとめると、

自作ポタ電:半固体LiFePO4の3584Wh+汎用BMS+中華正弦波インバーター2000W

実験終了時で残量約40%

DABBSSON:半固体LiFePO4の3030Wh+内蔵BMS+内蔵正弦波インバーター1200W

実験終了時で残量約55%

という結果になりました。

 

パーセント表示での比較は個体や内部補正値により変動しますのであまり当てになりませんが、DABBSSONは概ね自作ポタ電と同じか、より長時間使えるようです。

何故バッテリー容量が少ない方のDABBSSONの方が健闘したか考えてみたんですが、DABBSSONは内部24V系であるのに対し自作ポタ電は内部12V系であり、BMS・インバーターそれぞれロス(発熱量)が多く、使用中冷却ファンで持ってかれる電力も多大。またそれぞれを電線やコネクターで接続しているので各所で無視できない損失も多いために実容量が目減りしていたんだと思います。

対してDABBSSONの方は連続800W負荷を3時間かけてテストした際も冷却風出口はほんのり暖かいくらいで、内部温度も適温(アプリでステータス確認可)。きっと変換効率が良いのでしょうね。

 

自作ポタ電も作ったときは市販されていないような大容量かつ驚きの低価格を誇っていましたが、今は色んなメーカーから優れた物が出てきて値段も手頃になりましたので、今となっては余程の拘りが無い限り自作のメリットは薄いですね。

 

結果:

規格容量値は減ったが、自作ポタ電と同等にエアコン稼働できそう

 

ちなみに今回の実験では大人1人就寝での実験でしたので翌日10時時点でもバッテリー残量が残りましたが、家族5人で就寝すると人体からの発熱量が増えるので今までの経験上10時頃でバッテリーは空になります。

我が家の構成ですと、大人3人+子供2人就寝時のエアコン稼働は3,000Whで12時間って感じですね。

ちなみに大人1人当たりの発熱量は75~100W位あるそうですよ。

ポータブル電源 DABBSSON DBS1300+DBS1700Bを購入

私は以前、キャンピングトレーラーで電源が無い場所でも就寝時にエアコンを使用できるよう280AH(3584Wh)のポターブルバッテリーを自作しました。

 

szkthsmk.hateblo.jp

夏のキャンプや車中泊での使用のみならず、冬のスキー場での長期滞在時におけるトレーラーバッテリーの充電元やフェリー乗船時の冷蔵庫電源として。また普段は非常用電源として停電時の冷蔵庫電源になったりお祭りでの照明用電源としても優秀に仕事をこなしています。

 

が!

 

1つ大きなデメリットがあります。それは『とにかく重い』。その重量、実に約30kg。

 

作ったときはそんなに気にしてなかったんですが、最近「重いから持って行くの面倒だな」と思うことが何度か。事実、出発準備中にこれをトランクに乗せる際に腰を痛めてしまって旅行中大変だった事がありまして。。。

 

ではバッテリーを2ユニットに分割して重量を分散させるか?とも思いましたが、2セル+2セルに分割するにもBMS(バッテリー管理・制御ユニット)との結線方法にも課題が多いし全体的にサイズが肥大化してしまいます。これではトランクを余計に圧迫してしまってスペースが勿体ない。

では新たに持ち運びしやすいポタ電を1から作るか・・・と考えましたが今は買った方が安いので買うことにしました。

自作ポタ電は分解してDUCATOかトレーラーの交換用、又は今まで通り非常用として備えておくか事務所のUPS/EPS用として使うこととします。

 

では自分の場合どの位のスペックが必要でしょうか。

今まで使用していた3584Wh自作ポタ電では熱帯夜から真夏日の日中にかけて12時間以上エアコンを動かし続けられた実績があり、そこまで大容量でなくても近い数値であることが望ましいです。

AC出力は正弦波かつ1200W~1500W出れば問題なし。

そして三元系リチウムイオン電池を使っているポタ電よりは重くなっちゃうけれど、期待サイクル数が多く発火リスクが少ないリン酸鉄リチウムイオン系が個人的には好み。

 

色々探すとバッテリーの容量が増えれば増えるほどインバーター出力も大きくなって無駄だし、本体サイズも大きくなってしまう。しかも手頃なサイズだと容量も2400Wh程度止まり。多分一晩エアコンを使うくらいなら大丈夫だと思うんだけど、ちょっと不安だな~と思っていたら良さそうな物を発見。

 

早速ですが購入したのがこちら↓

DABBSSON DBS1300とDBS1700B

DABBSSON(読み:タブソン)DBS1300とDBS1700B。半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載のポータブル電源と拡張バッテリーです。

右側はポータブル電源本体で、バッテリー容量1,330WhでAC出力1200W。重量16.5kg。

左側は拡張バッテリーで、バッテリー容量1,700Wh。重量14.6kg。

合わせて3,030Whになります。今までのポタ電より15%容量減となりますが、あくまでも規格値ですし双方の変換効率も不明確なので誤差の範囲とします。いざとなったらもう1個拡張バッテリー追加できますので不安はありません。

AC出力も過大に大きすぎず、丁度良い。しかも値段はセットで2,400Whクラスと同額!そしてAmazonのセール最高!

 

なにより、希望する容量を持ち運ぶにも2分割になったことで載せ下ろしも楽。そして省スペース。

もちろん、拡張バッテリーが要らない時は本体のみでOK。

AC出力は側面

AC出力は本体側面にあり、同じポタ電をもう1個並列運転で使う時用のポートもこちらにあります。

尚、スマフォアプリとポタ電を接続すると設定で100/110/120Vから出力電圧を選べます。よほど経路長で損失がある時以外は変更すること無いと思いますが。

 

充電ポート

充電はXT60を使ってのソーラー又は12/24Vシガーソケット充電(8A)、AC100~120V。併用での高速充電にも対応しているようです。下の段は拡張バッテリー用のコネクタ。

RJ-45は・・・有線LAN用?ちょっと説明書に書いてなかったので不明です。

充電電流調節

で、最近のポタ電で凄いのは充電電流を調節できるんです。

給電元の事情に応じて調節すればブレーカーを落とすこと無く最大限の早さで充電できるってことなんですよね。凄い!デリカで走行中に車載インバーターから充電するときにも重宝しそう。あと、充電のタイマー設定やAC出力のタイマー設定とか色々できます。

 

充電中

試しに初期充電をかけてみました。とりあえずゆっくり600Wで充電。

多セル結合の組電池、特にBMSが組み込まれていてセル間バランスを調節してくれるポタ電は時間の許す限りゆっくり充電した方が良いです。急速充電を繰り返すとセル間バランスが整わず劣化のスピードが速まってしまいます。

 

以前はこのDBS1300とDBS1700Bの組み合わせで『ポタ電本体が満充電になってからじゃないと拡張バッテリーの充電が始まらない』なんて口コミを見たんですが、今は同時に充電されているようでした。しかも充電電流を調節して充電完了までの時間を合わせる制御が入っているんです。すごーい!

 

しばらくは事務所にて深夜電力で貯めた電気で日中エアコンや冷蔵庫を動かすのに使い、様子を見たいと思います。