以前取り付けた中華ヒーターですが、先日ふとトレーラーの下に潜り込んでみるとヒーター取り付け部分の床材が少し溶けていました。
コーキングも溶け、床材内部の発泡スチロールも少し溶けています。
取り付けしたときから少し危惧していたことではありましたが、やはり排気温度はそれなりにあって発泡スチロールは排気管の至近距離では溶けてしまうようですね。
ちなみに一般的な発泡スチロールの溶解温度は70℃~90℃だそうです。
私ここには変性シリコーンを塗っていたのですが、変性シリコーンもせいぜい耐えられるのは90℃程度だそうで。(一般的なシリコーンコーキングだと150℃程度まで耐えられる模様)塗るなら普通のシリコーンコーキングで良さそうです。
※コーキングが溶けなかったからと言って内部のスチロールが溶けないというわけではないのでご注意
ではまず開いてしまった部分をコーキングで埋めます。
260℃まで耐えられるコーキング材。これなら大丈夫でしょう。
そして発泡スチロールが溶けないよう、サーモガードを購入。
これは発熱する物に貼るのではなく、熱を受けたくない物に貼り付けます。
今回で言えば床材の断面ですね。
コーキングで穴を塞ぎ、床断面にはサーモガードを貼り、ヒーターの排気管にはサーモバンデージを巻いて排気管から発せられる熱を抑える処置をしました。
多分これで大丈夫だと思います。