先日のスキー旅行中。
旅行記には書きませんでしたが、スキー場の駐車場で停泊中にトイレに入ろうと思ったら床から『シャリシャリ、パキパキ』という薄く凍った何かを踏んだ時の音がしました。
間取り図で言うとこの辺りです。
トイレの入り口付近もシャリシャリ、トイレの中の床もシャリシャリ。
この時点で”どこからか水が入り込み、床の木材に浸透してそれが凍っている”ということは感覚的にわかりました。
「なんだっぺな~(茨城弁)」と思いながらもできる範囲で点検してみます。
一番怪しいと思ったのは手洗い洗面台の蛇口です。
ここは以前DIYでシャワー付きの物に交換しました。
その時の作業不手際か製品不良でホース継手から水が漏れているのかもしれません。
まず洗面台下の点検口を開けて、洗面台では水を出さずにキッチン側で水を出してもらいポンプを動かしてもらいます。そして蛇口を絞り気味にして圧を掛けてもらえばわかりやすく漏水箇所が特定できるはず。しかし、水やお湯は漏れてきませんでした。
では洗面台で水を出しているときに漏れているのか?と疑って点検します。
でも洗面台で水を出しても漏水は発見できず。排水側も凍っているわけでも無いようです。というか洗面台はこのところ殆ど使用しておりませんでした。
・・・ここまでがスキー場の駐車場でやった簡易点検。ここから下は茨城に帰ってきてからの作業です。
スキー場にいる時点で清水・排水漏れの可能性が無くなりましたので、次は外部からの水の浸入を疑います。
その前に、無駄だとは思いますが床を暖めて空気も通してできるだけ乾燥させます。
中華製灯油FFヒーターの温風を家庭用ファンヒーターダクトを使い、トイレ裏の床に流し込んで可能な限り乾燥させること3日間。夜間も何かあっては嫌なのでトレーラーで寝起きしましたよ。(笑)
これで水気が飛んだかどうかはわかりませんが…。
で、外から水が入り込んだのであれば疑うべき所はトイレのカセット出し入れ口のドア。
もしかしたらこのドアから水が入り込んできたのかもしれません。
素人作業ですが屋外用変性シリコーンでコーキングしておきました。
ドアパッキンも点検しましたが当たり面に問題は無し。水が入り込むようなゴムの亀裂や隙間はありませんでした。これで直ったか?
でも、なんか腑に落ちません。
床に異常が現れた場所からは少しズレている(車両後部のベッド下はシャリシャリしない)し、この位置は屋根からの雪解け水が垂れてくる場所でもないのでそんなに水が浸入してくるとは思えないのです。
そうだ、タイヤから巻き上げた水が入ってきたのかもしれない!
となると、タイヤハウスからは遠いから床板の継ぎ目?だとするとトレーラーの左側でだけ起きているのは何故だかわからないけど、見てみるか。
トレーラーの下に潜り込んで床板の継ぎ目を見てみますが、その位置は今回の不具合発生箇所とは合わず。
あとは・・・タイヤの後ろ側で水が入り込むとこ・・・
やっぱり洗面台の排水が出てくる辺りだよな~・・・あ、、、
あーーったーー!!!位置的にもドンピシャ!
ここから入り込んだ水しぶきや雪が断面から染み込んだに違いありません。
道中は積雪路を多く走りましたし、一部融雪してある場所も走りました。
きっと車内側に雪も入ったことでしょうし、それが暖かい室温で溶かされたり外気に冷やされて再凍結したりしたのでしょう。
よくよく考えると恐ろしいことですが、なってしまった物は仕方有りません。
時間を掛けてでもこの断面から乾燥させるには断面を塞ぐことはできませんから、とりあえず浸入口だけを塞ぐことにします。
まずゴムのグロメット?カバー?を強固なネジ止めにしようと思ったんですが、留めたい部分の裏に木が無いので仕方なくタッカーで留めることにしました。
きちんとゴムの形状を直したらタッカーだけでも十分な保持をしてくれました。
あとは使い道のあまりない余り物のブラウン色コーキング材でブロック。ついでにベニヤに少しヒビが入っていたところも埋めてみたり。
ちょっと美味しそうに見えるよう、なめしました。(嘘)
ゴムをめくったら、上からネジが落ちてきました。
錆びている長いネジは、きっと長い年月ここにあったんでしょうね。。。
ちなみにこのネジはきっとダイニングテーブル足下のパネルを留めていたであろうネジです。1箇所無くなっているのを以前確認しております。
小さいネジは私が以前洗面台蛇口を交換した際、点検口のパネルを閉めるときに落としたネジです。(笑)
代わりに別のネジで留めたのでいいんですが、もう見つからないだろうなと思っていたのに再会できました(^^;)
今日下に潜って思いましたが、そろそろ車体下部の塗装もしないといけませんね。
あ~あ、床板、自然に乾いてくれるかな~・・・。
しばらくはダイニングのイスを上げて風通しを良くしておくつもりです。