8/15月曜日(2日目)
RVパーク応徳温泉はとても静かでぐっすり眠れました。
昨日行けなかった、駐車場にある足湯で目を覚まします。
流石に平日の朝なので誰も利用者は居ませんでした。
温度は35度位だったように思います。もうちょっと温かいといいな~と思いましたが夏でも心地よくは入れる温度でもあります。
お湯には湯ノ花が舞っており、昨日入った温泉と同じでした。
近くの草津温泉は酸性なのに応徳温泉は弱アルカリ性なんですね。
そして900年って凄い。
朝ご飯をトレーラーで食べたらチェックアウトして、本日の目的地「八ッ場ダム」へ向かいます。が、その途中でちょっと寄り道。
かつて鉄鉱石のホッパーがあった場所にはその脚部が残されており、当時の雰囲気が残っています。
索道でここまで運ばれ、列車に載せていたんでしょうね。
ちなみにうちの近くの日立市にはつい数年前まで日立セメントの索道があって稼働しておりました。無くなる前に見に行けば良かったな~。
ひたちなか海浜鉄道から譲渡された車両のようです。めっちゃ地元。
群馬の山奥に来てわざわざ地元の車両を見るという(笑)
こんな感じで広々としておりますので、トレーラーでも安心して入ってくることが出来ます。(広いが故にヘリポートがあるほどです)
そして山を下りるとすぐ八ッ場ダム。
事業中止だ事業再開だととにかく揉めたダムとして有名な「八ッ場ダム」は、なんと完成したのはわずか2年ほど前。1952年(昭和27年)に計画が発表され、工事開始は1994年(平成6年)。計画発表から完成までなんと68年、工事開始から完成まで26年かかったようです。
ちなみに上の写真中に船が見えますがこれは観光用の水陸両用バスです。今回も乗ろうかなと悩みましたが以前河口湖で乗ったばかりなので見送りました。
着いて早々ですがお昼ご飯。駐車場の横にあるうどん屋さんに行きました。
めちゃくちゃ混んでて入店から提供まで1時間以上。。。
でも出てきたうどんはとても美味しくて、人気の理由も頷けます。
またダムに戻りまして、堰の上に行ってみましょう。
もう目がクラクラするほどの高さ!この先の下流が吾妻渓谷。ダム計画ではこの吾妻渓谷をどの辺りまで保全するかで揉めたようです。
ではエレベーターでこの下まで降りてみましょう。
エレベーターで降りてきました。降りてきた理由はコレ!
八ッ場ダムではダム建設に伴って吾妻線の一部区間が付け替えとなり、その使われなくなった線路を利用してレールバイクに乗れるんです。関東唯一ということで、乗ってみたくて八ッ場ダムにやってきました!
※事前に予約が必要ですが、閑散期でしたら予約無しでも乗れるそうです
駅間を往復していますが片道利用でも往復利用でもOKです。
体力に自信が無い方はダム(吾妻峡八ッ場駅)→雁ヶ沢駅方向でしたらずっとなだらかな下り坂なのでオススメ。ほとんどこがないで勢いだけで走りきれます。
逆に雁ヶ沢駅→ダム(吾妻峡八ッ場駅)はずっと上り坂ですが電動アシスト自転車なのでそんなに疲れると言うことはありません。
それでは出発!
今回往復利用しましたが行きと帰りで長男と長女でドライバーチェンジしました。
次女は身長が足りず残念。
ちなみに自転車をこげる人員と乗車定員の関係(と、費用の関係)で奥さんはスタート駅でお留守番をしててもらいました。待たせちゃってゴメンナサイね~。
途中には珍しいトンネルもあります。なぜこんなに短いトンネルを作ったのでしょうね?今は営業路線では無いので日本最短の鉄道トンネルでは無くなってしまったようです。
普通は線路上に立ち入ることすらできないのに、自転車で2.4kmもの距離を走れるなんてなかなか貴重な体験が出来ました。長いトンネルに入るととても涼しかったし、トンネル内部がイルミネーションで加飾されていたりと飽きること無く景色を楽しめました。行きと帰りで景色は変わらないので、迎えに来てくれる同行者が居るなら片道だけでも十分オススメですね。
これで夏休みの作文のネタを得るという裏ミッションは完了!(笑)
このアガッタンを予約する際、本当だったら一番早い10:05の便を予約しようと思っていたのですが・・・15分前に受付を済ませなければいけない=最初の便の受付は9:50で締め切り。でもダムのエレベーターは9:30から稼働。そしてエレベーターは混雑時は1時間ほど並ぶという情報もあり、エレベーター稼働と同時くらいにエレベーターに乗れないと予約した時間の受付に間に合わない・・・なんてことになりそうだなと。
なので空いていた午後の暑い時間帯の予約したんです。そしたら実際はダムのエレベーターは表記よりもずっと早い9:00から稼働しており、待ち時間は10分ほどでした。それなら一番早い時間に予約すれば良かったなと後悔。
まぁ結果乗れたので良いんですけどね(^^;
ちなみにこのエレベーター、現在はコロナの影響で最大搭乗人数が半分程度の8名に限定されています。しかし、エレベーターの列はトンネル内なので通気も無く、密室と一緒。
であれば、さっさと定員まで乗せて人が集まっている状態から早く解放した方がだいぶ感染対策になると思うんですけどね。15分くらい並びましたし。これはダム管理事務所に改善をお願いしてもいい気がします。
ダムに併設されている資料館では何故ここにダムを造ることにしたのか。どのような歴史があるのかを学ぶことが出来ます。我が家の女児達も「パパが生まれたのはどの辺り?」「この年はおばあちゃんが何歳の頃?」と、時の流れには興味があったようでした。個人的には”試しに水貯めてみるか”の直後に令和元年東日本台風(19号)の影響で一気に水が溜まり、3~4ヶ月かけて貯めるはずが一気に溜まって試験を終え、ダムの性能を確認できた”というエピソードが好きです。
一通りダムの観光を終えたので、本日の目的地である新潟県妙高市の「湯YOUパークホテル太閤」へ向かいます。
比較的平坦な道を選択したつもりでしたが、上田市に降りてくる道でトレーラーのブレーキが焼けるんじゃないかとヒヤヒヤでした。途中でブレーキを冷やしたくても止められるような所も無かったのでそのまま降りてきてしまいましたが。(汗)
ただ、降りてきてすぐ給油をした際に確認しましたが特に煙も出て折らず何とか大丈夫だったようでした。
上田市内で買い物も済ませて、ここからは高速道路で移動です。上田菅平IC~妙高高原ICを利用し、予定よりも少し遅れて到着。
湯YOUパークホテル太閤さんはその名の通りホテルの駐車場を車中泊スペースとして使わせて貰えるパークでして、レイアウトは下の写真のようになっていました。
事前の下調べで「うまく停められるかな?」と心配ではあったんですが、行ってみたらその心配を超えるミニ事件が(^^ゞ
事件1:入ったら最後、バックで戻れない。転回ができない。
まず入り口の下り坂が本当に急で、トレーラー牽引状態で頭から入ったらまずバックで戻れません。私は到着時にパーク利用者はどこに停めれば良いのかわからなかったのでとりあえず受付まで頭から入ってしまいましたが、その後満車の狭い駐車場内でトレーラーを切り離してヘッドの向きを変えてトレーラーを奥のスペースに押し込むハメになりました。トレーラーの方でしたらホテル敷地に入る段階でバックにて進入することをオススメします。
事件2:湯YOUパークスペース通せんぼ
湯YOUパークスペース自体はカラーコーンが置いてあってスペースは確保されていたのですが、そのカラーコーンの手前(説明画像の☆部分)に一般車が駐車していたのでパークを利用することができない状態でした。(湯YOUパークスペース前は駐車禁止等の看板や注意書きは無かった)なので、利用予定日には昼頃に一度ホテル太閤に電話して、「湯YOUパーク前に車を停めないようにお願いします」と言っておいた方が良さそうです。
今回、受付の方が急いで車の持ち主を探して下さって車を移動できたので良かったですが、下手すると停泊できない騒ぎでした。(^^ゞ30分そこそこで車の持ち主が特定できたのでほんとに良かった。。。受付の方、ありがとうございました。
なんやかんやありましたが無事パーク内にトレーラーを停めることが出来まして、まずはお風呂に行って汗を流します。
当然ですが、ホテルの大きいお風呂を利用可能できます。ここのお風呂はほんとに広くて、内湯も露天風呂も良かったです。
湯YOUパークで利用するとホテル内の施設設備を利用できるので、なんかホテルに泊まりに来ているような感覚になって結構好きなんですよね。
ホテル内の設備と言えば、湯YOUパークホテル太閤ではトイレが24時間利用可能。給水も可能でゴミ処理と電気利用料も¥2,200に含まれておりますので良心的な価格だと思います。
お風呂の後はトレーラーで晩ご飯。
予約すればホテルで食事を取ることもできます。が、今回は節約のためトレーラーでご飯でした。
露天風呂からも同じような眺めでした。もうちょっと明るい時間にお風呂に入ると最高でしょうね~♪
立地、設備的にもサービスの面でも良いところでした。ちょっとトレーラーだと停めづらかったけど(^^ゞ