びーだぶ家のキャンピングトレーラー日誌

デリカD:5ディーゼルでキャンピングトレーラー(Hobby 490KMF)ひっきーしてます。基本DIYでのメンテナンスや改造、修理を試みています。

デリカD:5のATF交換 2回目

前回ATF交換をしてから4万5千キロ位走ったので、ATFを交換しました。

特に不具合を感じたわけでは無いのですが、メンテナンスノートを参照するとATFの交換サイクルは

通常地使用の場合:無交換

登坂路・悪路・雪道走行の多い場合:4万キロごと

と書かれています。

デリカD:5単体であっても割とアップダウンの多い所に出かけますし、雪道走行もします。更に1,500kg程のトレーラーを牽引して走行するというのは平地であってもずっと上り坂のようなものですから、A/Tに対するストレスは結構な物のはず。(なんてったってATF温度がめっちゃ上がってフェイルセーフに入る位ですから)

内部のクラッチやブレーキ等の消耗を抑えるために、最低でもメーカーの指定する距離前後で交換しておいた方が良いでしょう。予防整備の観点ですね。

 

前回交換時の記事は

 

szkthsmk.hateblo.jp

今回も同じオイル、同じ方法で交換をします。

WAKO'S ATF Premium S

前回の記事にも書いてありますが、

デリカD:5 ディーゼル 6ATに対応する三菱純正ATFはダイアクイーンJ3という物ですが、
ワコーズでこれに対応するATFはPremium Sのみとなります。
同じワコーズのATF S-S(セーフティ スペック)は対応しませんのでご注意を。
※和光ケミカル営業さんからの情報

 

オイル抜き取り中

T/Mオイルレベルゲージ差し込み部からオイルチェンジャーを使って抜き取ります。

全然ATF汚れてないですね!内部の摩耗は殆ど無いってことでしょうか。

 

新油注入中

大体上から抜いて1回で3.5リットルくらい抜けます。そしたら抜いた分くらいの新しいATFを入れていきます。20リットル缶をエンジンルームまで持ち上げるのが大変なので私はATF用に用意したポリタンクに移してから新品灯油ポンプで注いでいきます。

 

量の調整

私の場合しばらく走ってATF完全暖気状態にしてから交換をしていますので、HOTレベルで油量を調節します。新油を入れてからエンジンをかけてシフトレバーを各レンジに数秒間ずつ入れ、最後はNレンジでエンジンをかけながら油量の点検と調整。(駐車ブレーキと輪留めを忘れずに)

今回ATFは2回交換にしましたが、またしばらくしたらもう1回交換しようと思います。

走ってみた感じ、シフトチェンジが少し素早くなったのと、ロックアップへの移行がスムーズに。それと走行音が静かになりました。一応交換した効果はあったみたいです。

この年末年始で結構な距離を走る予定なので、これで少しでも快適になればいいな~。

 

注意:ATFの交換は安易に行ったり要点を逃すと走行不能になり得る故障が起きます。

自信の無い方や方法が判らない方は決してDIYでやらないよう。

(私は一応現役の自動車整備士です)