DUCATOの走行距離が10,000kmを迎えまして、2度目のエンジンオイル交換を実施しました。
まず日本正規輸入DUCATO(エンジン型式46348913)のエンジンオイルはACEA C2規格又はC3規格の物に限りますので要注意。
必要な道具:
●+ドライバー(2番)
●トルクスドライバー(T-15)
●呼び15のボックスレンチ
●呼び13のメガネレンチorボックスレンチ
●パーツクリーナーやウエス等
●ペットボトルか牛乳パック
●廃油受け
●新油
運転席側エンジンアンダーカバーを取り外してドレーンボルトを緩めエンジンオイルを抜きますが、
牛乳パックやペットボトル等で垂れ防止の措置を講じないと中央エンジンアンダーカバーを汚損してしまいます。中央のエンジンアンダーカバーを外せばいいんですが、こっちの方が楽で早いです。
それにしても抜いたオイル、めっちゃ汚れが少ないですね…。
ただ添加剤はずいぶん劣化してきているせいかエンジンノイズが多くなってきたので、5,000kmごとの交換くらいで丁度良い気がします。
エレメントはまだ1度も交換していませんが、エレメント自体もかなり大きいですしエンジンオイルは30,000kmごとに交換で良いような表記もありますので半分の15,000kmごとのエレメント交換で良いかなと思っています。エレメントも¥6,000~7,000と高価ですし…。
さてエンジンオイルを入れる手順ですが、まず規定量よりも1L程少なく入れます。
で、エンジンを掛けて車両情報画面を開き、油温計が中央に来るまでオイルを暖めます。そうしないとオイルレベルゲージが更新されないので要注意!
オイルが温まると現在のエンジンオイル量が更新されます。
交換前はMAXだったオイル量が、最新の情報に更新されて現在のオイル量を示しました。
仮にMINを下回っている場合は0.2~0.5L位ずつ補充し、MAXを超えないように調整します。MAXを超えるとエンジンが破損する恐れがあるのでご注意を。
本来は上の写真くらいの量で全然問題ないんですが、今回は目盛あたりの増加量を知りたかったのでちょこちょこ足してMAXに調整しました。
なんでこんな面倒な方法でオイル量を調節しているのかというと・・・
エンジンにディップスティック式のオイルレベルゲージが無いからなんです。
やたら時間がかかるので、とても不便だなぁと感じています…。
あと忘れちゃいけないオイルサービスのリセット作業。
診断機を接続してリセットかけるのですが、無い場合は
1.イグニションON(エンジンは始動しない)
2.右足でアクセルペダルを床まで踏みっぱなしでキープ
3.左足でブレーキペダルを7回踏む
4.アクセルペダルを戻し、もう1度踏み込んで60秒キープしたらペダルを戻す
5.イグニションOFF
6.そのまま30秒待って、それからエンジン始動
でオイル交換リマインダーをリセットする(オイル寿命計を30,000kmに戻す)ことはできるらしいです。確かYouTubeで紹介してる動画もありました。
但し診断機でやった方がオイル粘度劣化のダイアグを消してくれたりとフルリセットしてくれるので、診断機でやった方がいいでしょう・・・と言うか交換から量の調整、リセット作業まで含めて販売店でオイル交換して貰った方がいいでしょうね。
ちなみに私がDUCATOに使用しているオイルはこちら↓
安いですが使っている感じ全く普通です。
あとは大体5,000km走ると10L位減るAdBlueを補充して
作業完了です。
今後もオイル交換とAdBlue10L補充がセット作業になるのかな。