15日 夜中
ずーーーっと続く大きなエンジン音、ビビり音を上げるトレーラーのボディー。
現在時刻は2時過ぎ。
『近くにトラックでも停まったのか?それにしては音が大きすぎやしないか?』と思いつつ窓から外を覗くと、
なんと目の前の乗り場にフェリーが着岸しておりまして、そのエンジン音が付近に轟いております・・・。
もはや耳栓したところで眠れるような音では無いし、今からトレーラーを移動させたところで変わらないだろうと。港の駐車場はどこに居ても船、トラック、冷凍機のエンジン音がするので・・・寝るのを諦めました(笑)
寝たかったらフェリーに乗ってから眠れるし!
6:30活動開始。なんだかんだベッドで目を閉じているだけでそれなりに休息は取れるもんで、疲れは殆ど無くなりました。津軽海峡フェリーと写真を撮っていますが、
乗るのは青函フェリーです。
青函フェリーターミナルで乗船申込書を記入し、
窓口に行くと「長さを測りたいので建物の目の前に車持ってきてください」と。
係員さんと一緒に巻き尺で長さを測り、12m未満料金に決定!
大人2名(1名分は車両代に含まれる)、中学生1名、小学生2名の計5名、12m車ですと¥68,300 それにステートルーム(ベッド付き個室)利用が¥5,200で、合計¥73,500でした。
これはスマフォでHPの割引券画面を提示したので凄く安くなってまして、画面を見せるだけで
・車両運賃が10%オフ
・旅客大人¥2,700→¥2,200(約19%オフ)
・旅客学生¥2,700→¥2,160(20%オフ)
・旅客小人¥1,350→¥1,100(約19%オフ)
・個室ステートルーム¥6,500→¥5,200(20%オフ)
と、かなりお得になりますので必ず見せるようにしましょう。
7時過ぎから乗船が始まり、8:00にフェリーの中へ!
フェリーに乗る度思うんですけど、床の凸凹っていうか溝がトレーラーに悪影響な気がしてなりません。
結構最後の方に乗りました。
下船時に大変なことが起きる事をこの時私は気がついていません。(苦笑)
定刻通り、青森から函館に向けて船が動き始めました。
2024年1月に新造就航したばかりの「はやぶさⅢ」は新しいだけあってめちゃキレイ!
今回はちょっと贅沢に個室を利用してみました。
ここがステートルーム(洋室タイプ個室)です。部屋のタイプは乗船手続き時に早い者順で選べまして、101号室は洋室2人タイプでシングルベッドが2基。102号室が洋室4人タイプで二段ベッドが2基。201,202号室は和室4人タイプとなり、ベッドは202と同じですがソファーテーブル部分が座椅子と机になります。
どの部屋でも利用人数に関わらず一律料金で個室が選べるっていうのは嬉しいですね。
はやぶさⅢ | 船舶紹介 | 青函フェリー | 函館、青森間の快適なフェリー航路
ステートルーム内には洗面台があるのみ。シャワー室やトイレはありませんが、航行時間や船のサイズを考えると不便は有りません。部屋はカードキー式で、2枚貰えます。(お土産代わりに持ち帰り可)
部屋を出て船内を散策してみます。
飲み物、お菓子、カップラーメン(何故かこの日は休止中だった)が買えます。値段は一般的。
即席離乳食やミルクも作れますね。
男女とも3部屋ずつあったような気がします。シャンプー、ボディーソープの備え付けは無し。
ランドリースペースは・・・今後?
デッキに出てみました。海が本当に穏やか。
函館が近づいてくると
雲も少なくなって気分も晴れやかに。あと30分ほどで下船です。
さて下船のアナウンスもあり、車両甲板に降りて車に乗り込みます。係員さんからエンジン始動の許可が下りてエンジンをかけます・・・が・・・かからない・・・?
なんか船のエンジン音がうるさくて全然自分の車の音が聞こえないけど、キーをひねってもタコメーターは0回転表示。そしてうっすら聞こえるDC-ACインバーターの低電圧アラーム。
ん!!まさか!!
やってしまいました。青森港で乗船待ちしてたときにデリカのDC-ACインバーターをONにしてポタ電を充電していたんですが、その事をすっかり忘れ…
その後すぐに車両甲板でお隣に停まっていた親切な方に快く助けて頂き、無事始動できました。下船が始まる前には片付いたので船への迷惑はかかりませんでしたが深く反省。
ああ積んでて良かったブースターケーブル。仕事で極短時間100Vを使うことがあるためエンジンOFFでもインバーターの電源が入るようにしていたのが徒となりました。
気を取り直して
やっと来ました!北海道!
ちょうどお昼頃に到着したので、市場でお昼ご飯
美味しく頂きました。
路面電車の通りを抜けて、
五稜郭をタワーから見ようと思いましたが、凄い行列で諦めました。多分RVパークのチェックインに間に合わない・・・。
代わりに、すぐ近くにある函館市北洋資料館を見学しました。
漁業の歴史や製缶の移り変わりなどを見ることができます。漁とか大好きな僕にはたまりません。
ホッキョクグマの体毛って白じゃなくて透明なんですってね。
この後は食材を買い込み、RVパークに向けて移動を始めました。
空、雲、山、湖、線路。清々しい景色です。
本日お世話になるのは、ユーカラオートキャンプ場に併設されているRVパークおおぬまです。電源込み¥4,500。
キャンプ場はキャッチボールどころかノック練習も余裕でできそうな広さ。
グレーの建物がトイレで、右の建物が洗い場です。トイレはキレイですが夜は虫が多少居ます。
入り口付近には可愛い庭園がありました。
読書好きな次女が帰ってこなくなりそうな環境ですね。素晴らしい。
お風呂は車で10分位の所にある「ちゃっぷ林館」に行き、サッパリした後は晩ご飯
茨城なら夜でさえ暑くて汗だくになるというのに、エアコン無しで過ごせるなんて信じられません(笑)
そしてアイスボックスに檸檬堂。完璧!
道路が目の前に通ってますが、夜間は殆ど車が通らない為か全く気にならず、ぐっすり眠ることが出来ました。
本日の移動