びーだぶ家のキャンピングトレーラー日誌

デリカD:5ディーゼルでキャンピングトレーラー(Hobby 490KMF)ひっきーしてます。基本DIYでのメンテナンスや改造、修理を試みています。

DUCATOにサブバッテリーシステムを搭載

だいぶ前の作業になりますが、DUCATOを購入してすぐにサブバッテリーシステムを搭載しました。

サブバッテリーシステム一式

以前の仕事車でも使ってた120Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(現在は私が買った物とはモデルチェンジしている模様)

2021年の3月から使ってるので3年間使ってますね。日中何時間も100Vのエアーコンプレッサーをガンガン回したり小さい溶接機を使ったりグラインダー使ったりしていますが劣化も感じられず非常に調子良いです。

 

それとCOTEK1500W正弦波インバーター SK1500-112(廃盤)

後継機種だとコレ↓かな?

もうちょっと機能が多い上のクラスとかの方が売れてるみたいですね。

今まで色々なメーカーのインバーターを見たり使ってきましたが電菱(COTEK)は壊れないし定格で使える。中華インバーターは定格内であっても何個も壊れてます。当たり品を買えれば大丈夫なんですが結構確率が低い。

 

そして今回新たに購入したRENOGYの30A走行充電器を組み合わせました。

何故走行充電器だけ新たに購入したかというと以前の仕事車(トヨタ コースタービッグバン)は24V車だった為。

機器の配置は運転席と助手席の間の床に面ファスナーテープで貼り付けただけです。もっともらしい言い訳をすると、メンテナンス性を考えました。(笑)

 

車両のバッテリーから走行充電器に線を繋ぐ必要がありますが、車両バッテリーはこのすぐ前方の床にあるので作業も楽ですし経路も短く好都合。

走行充電器にはエンジン起動信号(俗に言うACC信号、又はIG信号)を入れる必要がありますがこれまたDUCATOの運転席座席横に良いヒューズボックスがありまして、

黒いカバーを外すとヒューズボックスがある

そこからヒューズ泥棒配線でIG信号を取り出せばOKです。確か荷室用シガーソケット(バンでは空きカプラーになっている)ヒューズの所がブランクになってるので、そこにヒューズ泥棒配線を入れてあげればIG信号を取り出せます。更に、右テールライト内側にあるグレーのカプラーに12Vが来るようになるので何かに使えるようになるという一石二鳥具合。

ちなみに私の場合はキーON(エンジンは始動していない状態)で何か作業をする際に走行充電器が働き始めてしまうとメインバッテリーを浪費してしまうのを危惧して、メンテナンス用にスイッチを設けています。スイッチONで通常の走行充電開始。スイッチOFFで走行充電オフとなります。

 

自宅で停車中に外部電源を繋ぐとサブバッテリーを充電できるようにもしました。

リヤバンパーにコネクタ取り付け

100Vを入力すると車内に固定設置した充電器が動作し、サブバッテリーを充電する仕組みになっています。

下のリンクは私が使っているのと同一商品では無いけれど似たような物↓

急速な充電はセル間電圧のバラツキを起こして早期劣化の原因になるので、不必要に大電流で充電しない方が吉。充電器は凄く熱くなるので自分的には冷却ファン付きの充電器を勧めたいところですが、もしRVパーク車中泊等で就寝中も充電させたいならファンの音が気になると思うのでファン無しの方が良いかも。ただ、ファン無しは充電器温度が上がると充電が止まってしまうので本末転倒にもなり得ます。発熱が少ない低アンペア数の充電器では充電が完了しないでしょうし…。ベストなのは静かなファンの充電器でしょうけども、運良く出会えるかどうか(苦笑)

 

接続はこんな感じです。作業した当時は大急ぎで作業していたので、作業中写真は全く撮影できませんでした。(荷室の床張り、壁張り、棚作成、電気工事を24時間で終わらせる必要があった)

接続図

荷室には荷室内の後付け照明や投光器、冷蔵庫や作業PC用にサブバッテリーからの12V系、それと電動工具や電子レンジや各種測定機器駆動用にDC-ACインバーターから出力された100Vが届けられています。当然ですが、バッテリーが空になるまで使ってもエンジン始動用のバッテリーは消耗しませんので安心して仕事が出来ます。

この辺りの機器はDIYで車中泊仕様に改造される方と同じような構成だと思いますし、うちのDUCATOも荷室の荷物棚を下ろせば冷蔵庫も電子レンジもありますから一応車中泊ができます。(笑)

 

それとうちのDUCATOにはヒッチメンバーが取り付けられていまして、ヨーロッパ系キャンピングトレーラーも牽引できるようにヨーロッパ13ピンタイプの電気コネクターが装着されています。トレーラーのバッテリーを充電したり冷蔵庫を冷やす為の12Vも実はサブバッテリーから届くようにしてありまして、DUCATOのエンジン動作に関係なく別途取り付けたスイッチで制御できるようにしているのでエンジン停止中でもトレーラーに12Vを継続的に送電することが出来ます。

まだDUCATOでキャンピングトレーラーを牽引したことはありませんが。。。