■購入直後から必須と思っていた
夏場の熱気を排出したり、食事の匂い、調理中の換気などでファンは必要だよな〜と、エメロード購入時から考えていました。
以前、父が購入して乗っていたキャンピングカーにはファンが備わっており、よく重宝しておりました。
我が家のエメロードにも導入したいな〜と思っておりましたが、まとまった時間がとれたので作ってみることにしました。
■フィアマのターボキットを買うことも考えたが
諸先輩方のブログを見ると、やはり自作をされている方がかなりいらっしゃいました。
フィアマのターボキットを購入すれば見た目良し、しかも電池でも駆動可能。持ち運びができる。(我が家には必要無いが。)
でも・・・高い。自作したほうがまだ安そう。
■よくあるPCケース用ファン流用
ファンは大型のもので風量が無ければ意味がありませんから、ネットでいろいろ探してみました。
見つけたものはこちら
「親和産業 速風 HAYAKAZE ワイドレンジPWMファン 140×140×25mm リブ有り SH1425D-PWM20」
最大風量:68.51~153.47CFMとなっており、かなりの風量が期待できます。
これを2個搭載することにします。(PWM制御ですが制御なし(つまり最大回転)で使います)
■設計+制作
まずファンを載せる台ですが、1.5tの15×15のアルミアングル(廃材)を利用しました。間口幅に合わせて折り曲げたりカットしたりして、ファンを載せる台を作りました。
ファンは固定してしまうと屋根を開閉させるグリップ部分がどうしても干渉してしまうので、あえて固定せずにアングルに”載せるだけ”にします。使わない時は外しておけるというメリットもあります。
で、すみません。作ってる最中の写真はありません(笑)
■完成
逆光で見づらいですが、アルミアングルをこのように橋渡ししてそこにファンを載せただけです。
アングルは上部で引っ掛かるようになっておりますし、ホットボンドで接着していますので脱落の心配はほぼ無いでしょう。
仮に落ちたとしても走行中は人が乗っていませんから影響ないでしょう(苦笑)
ファンを載せている状態では適宜ファンをスライドさせてグリップを操作します。
本当はもっと中央寄りにステーを配置したかったのですが、どうしてもグリップ部分の湾曲のせいで干渉してしまうため横の方に取り付けるしかありません。
ルーフを閉めるときはこっち側に移動させておく必要があります。
もちろん、網戸を閉めておいても使用可能。
配線はこの穴から出して、
車内側はここをニッパーで切って出しました。
まだ完全に配線を処理し終えていませんが。こんな感じで取り回して
シンクの上に、これまた廃材利用のスイッチを取り付けました。
ちなみに電源はシンク上にあるLED照明から分岐させてきました。
どのくらいの風量になったかというと、ファンOFFの時はカーテンがこの位置。
で、スイッチを入れると
このくらい。伝わりますかね〜(笑)
■使い方はいくつか
1.排気方向に向けて換気扇として
2.ファンをひっくり返して強制空気取り入れ
→かな〜り風量がありますのでコレもアリです。直下にいるとかなり涼しい~
3.屋根は閉めて、ファンは下向きでサーキュレーターモード
→冬場の暖房時、天井付近の空気を下に循環させる事も可能。
やっぱファンは固定しなくて正解(^^)
■費用
ファン 約¥2,300×2
ファン配線分岐 約¥500
その他配線、スイッチ、ステー、モール等は在庫や廃材ですが、だいたい¥2,000分くらい?
合計約¥7,100
まぁ半値で作ったと考えても・・・見栄えが悪い分でトントンですな(笑)