我が家にトレーラーがやってきてからもうすぐ1年ですが、トレーラーの慣性ブレーキに調整が必要だな~と感じていました。
GWは長期旅行に行く予定なので、この際ブレーキの調整をやることにしました。
■目の前に現れた驚きの景色
まずタイヤを外しましょう。
ジャッキで上げて取り外すと目の前になにやら異常な部分を見つけてしまいました。
おや・・??
ここは車軸とトレーラーフレームを締結している部分です。
これはヤバそうです。
裏からも見てみましょう。
あらららららら。
下側は破断してますね完全に。(滝汗)
上側ももう少しで破断です。(滝汗)
■冷静になって考える
この時点で出発予定の4日前。
どうするか・・・?
とりあえずインディアナRVさんに写真を送ったところすぐお電話をいただけまして、「この部分が破損するのは初めて見た」ということと「交換は可能だが、部品代+交換工賃で35万くらいはかかると思う。納期は発注後約3ヶ月」とのこと。
GW前に交換は不可能と言うことはインディアナRVさんに連絡する前からわかっていましたが、数分悩んで出した答えは
『しばらくは持ちこたえそうな応急処置をしてGWキャラバンに出かけ、帰ってきてからそのうちフレームの交換をする』
という方向性に決めました。
応急処置もできない時は旅行も諦めるしか無いでしょうが、まずはやってみるのみ!
■原因は?
ここで反対側もチェックしてみましたが、レッドチェックを使ってもクラックを確認できませんでした。
ということは構造に潜在的な問題は無いのかもしれません。
その他で気になったのは、フレームが割れてしまった方のハブベアリングは結構ゴロゴロ音が出ていましたが無事な方はスルスルと回っていた点です。
恐らくですが、私以前のオーナーさんが右側車輪にに何らかのダメージを与えたが故に発生した破損なのかなと思います。
ハブベアリングもそのうち交換した方が良さそうです。
■応急処置
溶接するしかありませんが、トレーラーの床は木ですので水を吹きかけながら熱を加えすぎないように慎重に溶接します。(車両火災になったら元も子もありません)
上側はなおさら床板に近いので、クラックの上まで溶接するのは諦めました。
加えて亜鉛メッキフレームは溶接すると体に良くありませんし、フレームも薄いので難易度は結構高め。。。
ちなみに今回は溶接した部分の負荷を分散させるため、
薄いあて板を挟み込んで少し補強と力の分散を狙いました。
これでしばらくは大丈夫でしょう・・・。
亜鉛メッキフレームに塗装は腐食の原因にもなるそうですが、交換前提ですのでOKとしました。
※あまり1カ所だけガチガチに補強しすぎると他の部分に負荷がかかるのでそっちが割れることもありますから、やりすぎ注意
■処置後は
この記事を書いているのはGWキャラバン帰宅後なのですが、無事に帰ってこれました。
応急処置部分の剥離等も無かったので、とりあえず成功?
あとは費用をどう捻出するか・・・。それが一番問題です。