国産キャンピングカーのベース車両として多いのがカムロード、ハイエース、コースター等。
そんな中、FIAT DUCATOの並行輸入車がベースとなったキャンピングカーも一定数作られたり輸入されてきました。
そしてこれまで並行輸入でしか日本国内に現存しなかったDUCATO。
2022年2月に日本に正規輸入が開始されると発表され、ついに9月15日、日本国内のディーラーが発表となりました。
日本国内ディーラーとして
法人名 | 代表者名(敬称略) | 本社所在地 |
株式会社ホワイトハウス | 木村 文夫 | 愛知県名古屋市 |
株式会社アールブイランド | 阿部 和英 | 茨城県常総市 |
株式会社岡モータース | 岡 宏治 | 香川県高松市 |
株式会社トイファクトリー | 藤井 昭文 | |
株式会社ナッツ | 荒木 賢治 | 福岡県遠賀郡 |
上記5社でFIAT DUCATOの取り扱いが開始されました。
そして5社の内の1社、RVランドさんは私の住んでいる茨城。
ちょっと気になったのでアポを取って見てきました。
※今回拝見した実車は過去に並行輸入された車両であり、日本国内正規流通車と仕様が異なる部分があります。特に外観ですとバンパーはボディー同色となります。
写真だとそんなにインパクト無いんですが、実際目の前にするとハイエースのワイド、ハイルーフなんかよりも見た目のボリュームが凄いです。
ネットで調べたところエンジンはIVECO製、トランスミッションはZF製だそうです。どちらも大型トラック界隈ではよく目にするメーカーですので信頼性はありそう。
エンジン音ですが、最近のBMWディーゼルエンジンとほぼ同じ音がしました。結構静か。
何と言ってもカムロードやハイエース等と違って座席がタイヤの上に無いので、乗り降りがしやすいし乗り心地も良いはず。(試乗はしませんでした)
アイシンAW製のナビが搭載されているということでした。もしかすると正規輸入車は少し変わってるかもしれません。
タコメーター付きのスピードメーター。燃料ゲージは12段階刻み?
きちんと日本語が出る模様。
ウインカーとヘッドライトが左側のレバーでした。ここは正規輸入車でも同じだと思います。
これはバンなので後部が完全に荷室になっていましたが、キャンピングカーでしたらここが居住スペースとなります。
ここまで何も無いバンなので、DIYで車を作る方にも最適ですね。なんてったって剥がす物、取る物が無いからゴミが出ない・・・!
荷室の作り方は自由自在ですから、お仕事車としても良さそうですよね。長距離も楽に移動できてパレットも載りそうなバンって日本国内には無いですから、もしかしたら需要が結構あるかも・・・?
このボタンを押すと左右ドアがほぼ180度開き、ドア開口部がさらに広くなります。もしかしたらフォークリフトで荷物載せおろしできるんじゃないかな?
以上、DUCATOを見てきたという記事でした。