ここ最近、キャンピングトレーラーに取り付けた中華FFヒーターが着火に失敗したり運転中に失火するようになりました。
2021年2月に取り付けから数千時間使ってるし、アトマイザースクリーンにも煤が詰まったりりして着火が上手くいかないのかな~と思ってました。
が、ヒーターの電源を入れてからの燃焼音を聞いていると・・・燃料が来ているタイミングでは燃焼しているのだが、燃焼が続かないような感じ。それにマフラーからは白煙が一切出ていません。
と言うことは、グロープラグとアトマイザーは大丈夫。燃料が来れば着火はできるんだけど、燃焼が続くほどの燃料が来ていない(足りていない)という状況です。
運転中に失火する現象からも考えると、ポンプからヒーター本体までの間で燃料がうまく圧送できていないのではないか?と推測しました。
我が家の中華FFヒーターのポンプはJBさんの静音ポンプを使用しています。
このポンプには調整ダイヤルがあり、これを回すと燃料供給量の調節ができます。
試しに右に回して燃料を多くポンプに送ってみると・・・正常にヒーターが着火して、失火も無くなりました。
ん~、ポンプの能力が落ちたのか?と思いつつ一晩稼働させて様子を見ました。
そして翌朝ポンプからヒーターまでの配管をチェックしたところ
何だか地面に真新しいシミができています。匂いは・・・灯油!
ここでピンときました。ちょうどこの上辺りに燃料配管の継ぎ手があります。
あーーーー、漏れてますね。
触って確認してみると、ホースが簡単にスポッ!と抜けてしまいました。
ホースバンドが緩んだか、ゴムが痩せたかで結束力が落ち燃料漏れを起こしていたようです。
つまり、燃料漏れのせいで燃料供給が減ってしまい着火不良や失火に繋がったようです。で、ポンプを調整して燃料を増やしてあげたところ漏れのスピードを補えるくらい燃料が送られてきたのでヒーターは稼働できたと。
では燃料配管や継ぎ手のスペアがあるので、それで直してしまいましょう。
できればホースバンドはネジ式じゃ無くて、バネ式の方が良いですね。ホースが痩せても勝手に締める方向に力が加わりますので。
これが交換した部品ですが、バンドさえどうにかなってればジョイントホースは大丈夫だったのかなという感じでした。バンドをもっと締め込もうと思ったんですがサビで回らなかったので、バンドもジョイントホースも両方交換した感じです。
この後の試運転ではポンプのダイヤルも初期位置で正常稼働。燃料漏れも止まりました。
そのうち燃料ホースはジョイントをかまさず1本で引き直した方が良さそうですね!
しかし我が家の中華FFヒーター、全然壊れずに動いてて凄いです。当たりだったんでしょうかね。