びーだぶ家のキャンピングトレーラー日誌

デリカD:5ディーゼルでキャンピングトレーラー(Hobby 490KMF)ひっきーしてます。基本DIYでのメンテナンスや改造、修理を試みています。

デリカD:5のケツ下がり改善

■ケツが下がって格好悪い

デリカD:5でトレーラーを牽いている方で「ケツ下がり」は気になさる方が多いようです。
私もちょっと気になってしまって、なんだか「凄い踏ん張って牽いてるんです!」という姿勢がなんだか好きになれません。
なぜ下がったかというと、まずはヒッチメンバー単体の重量と、トレーラーのヒッチ荷重。ホイールハウスのアーチ計測ですが3cm程度は下がってるような感じです。
これを少しでいいから上げたいな~と考えておりました。
 
■手段は様々
まず最初に目を付けたのは、JAOSから出ている「BATTLEZ リフトアップコイルスペーサー」という物。
確かにこれなら何のデメリットも無くリヤの車高を少し上げることができそうです。
でも1.5万もするのか・・・。ちょっと高いな・・・。
 
あとは、もう少しバネレートの高いコイルスプリングに交換する方法。
これも同じくらいかそれ以上の値段になるでしょう。
 
 
■試してみたのはコチラ
あとは、バネレートを上げるのと似たことをするコレ
イメージ 1
コイルハイトアップラバースペーサーと言う物だそうです。
ケツ下がりで悩む知人のT31に取り付けようと買いましたがサイズが小さすぎて合わず、危うくゴミになるとこでした。。。
「ひょっとしてデリカに使えるんじゃないか?」と思って寸法を測ってみたらなんだかイケそうでしたので取り付けてみることにしました。
 
■取り付け
いきなり完了写真ですが
イメージ 2
こんな感じにコイルスプリングの間に入れ込みます。
取り付けはキツいので、バネの隙間を広げるためにショックアブソーバーの下側ボルトを外してアーム全体を伸ばしました。(アブソーバーを下側だけで無く完全に取り外した方がやりやすくてオススメ)
かなり押し込みが必要で苦労しましたが2個目の半分以上を入れ終わった後にコツを掴みましたので、次からは楽にできるかなと(笑)かなり入れづらい=効き目があるってことですからね。頑張りました。。。
ちなみにサイズは「C」というサイズがピッタリです。
 
タイヤを付けてジャッキを下ろすとこんな感じ。
イメージ 3
要するに、このスペーサーを入れた部分だけバネが縮みにくくなるので車高が上がりますよっていう話です。
(必然的にバネレートも硬め方向に変わります)
JAOSのスペーサーを取り付けたときよりは乗り心地が硬くなるだろうと思います。
(あの方法ならバネレートは変わらないため)
 
■取り付けを終えて
少し車を動かしてサスペンションを落ち着かせた後に測定しましたが、リヤが2~3cm上がりました(^^)
 
まず車に乗り込むときに「おっ、車が高くなった」と感じましたので、気のせいでは無いのは確実ですw
近所を走ってみると確かにリヤが硬くなったのを感じましたが、程よく硬めになったという表現が適切でしょうか。
フラつきが減ったように感じます。異音も特に無し。
数キロ走ってからまた確認してみましたがやはり車高アップは保たれており、スペーサーもバネからズッコケてませんでしたので取り付け状態やサイズ選定も大丈夫そうです。
 
見た目にも大きく変化があり、今まで前後のフェンダーリアランスが違っていたのが大体標準車と同じくらいのクリアランスになったのが嬉しいです。
 
あとは耐久性の問題かな?
走ってて落としたら悲惨ですので定期的に確認した方が良さそうですね!
(車両後部から簡単に見えるのがせめてもの救い)