トレーラー牽引時のデリカD:5の冷却水温度をモニターするため、PivotのDMCという製品を取り付けました。
PIVOT ( ピボット ) デジタルモニター【デジモ二】(レッド表示) DMC
- 出版社/メーカー: ピボット(PIVOT)
- 発売日: 2012/06/08
- メディア: Automotive
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これを付けてから色々気にしながら走ってみましたが、デリカD:5は案外トレーラーを牽いていないときでも平気で105℃くらいまで上がることがあるようです。
それは兵庫県神戸市の六甲山を登っているときのこと。
トレーラーを牽引しない状態で坂道を上り始めましたが、
●低速で高負荷
●外気温が高い
●エアコンを使用している=コンデンサーが発熱
エンジン冷却にとっては苦しい状況が揃っていると、標準状態でも冷却水温度はポーンと100℃を超えました。トレーラーを牽いているときと殆ど変わらない感じです。
もちろんここまでくるとオートマはフェイルセーフでフルロックアップ状態。(エンジン自体のトルクがあるのでフルロックアップでもグイグイ登っていきますが)
でもそこから水温が上がることは無くて、特にパワーダウンも感じませんでした。
恐らく電動ファンが頑張ればイケるんでしょう。
今回も含めてこれまでトレーラー牽引・デリカ単体で様々な道を走りましたが、どんな場合でもメーターパネル内の水温計は真ん中から上がることはないので、水温に関してはメーカーの想定内であろうと思われます。ですのでそんなに気にしなくてもいいのかもしれません。
もし水温を気にしなければならないようでしたら、まずはATFを冷やすことを考えるのが先決かもしれません。
水温の上昇はトルコンのスリップが原因であることは間違いないようですので。
※ATF温度とエンジン冷却水温との関わりについて・・・
今時の車はATF/CVTFはエンジン冷却水にて加温・冷却されます。
ラジエーターコアの一部やトランスミッション付近にATF/CVTFとエンジン冷却水が熱交換を行う部分が設けられており、ATF/CVTF温度が上がると冷却水温が上がる=エンジン冷却水によってATF/CVTFは冷やされているのです。
(逆も然り。冷えているATF/CVTFをエンジン冷却水で暖めるという役割も担っております。)
まとめ:
・オートマがフェイルセーフでロックアップするくらいではビビることは無いようだ
・冷却水温度は純正センサー計測105℃付近からはほぼ上がらない
・トルコンスリップ状態で長時間走ると温度が上がるから極力ロックアップ状態を維持
・メーターパネル内水温計は75℃だろうが105℃だろうが同じ位置
・トレーラー非牽引状態でも簡単に水温は上がるからそのくらいは通常なのかも
注意:あくまで個人の感覚で喋っている内容ですので保証はありません
その他、冷却水温について気がついたこと。
高速道路にて大型車の後ろを80km/hで巡航していると、受風が少なくて水温が結構上がります。
これは車間距離を更に取れば下がります。大型車が自分の前に入り込んできたら速度を落とせばOK。
ちょっとまとまりがない文章ですね、読みづらいことこの上ない(汗)
時間があったら添削・加筆しようと思います。