先日、我が家のhobbyトレーラーに取り付けた12V昇圧装置。
冷蔵庫の12Vモードを強化するために取り付けました。
そして12Vでの冷却を実験するためにヘッドと繋いでエンジンかけっぱなしで・・・なんてできないので、安定化電源を使って12Vを入力してみました。
つきっきりで温度を記録するのも難しいので、何か無いかなとAmazonを見てみると良いのがありました。
温度センサー自体を冷蔵庫の中に入れると、センサー本体のみで温度と湿度を記録。それをbluetoothでスマートフォンアプリから見ることができるという製品です。
簡単な温度計だと温度確認のために冷蔵庫を開け閉めしきゃいけないし、センサーだけ冷蔵庫に入れるタイプは線をドアに挟めるから密閉性が落ちちゃう。でもコレなら冷蔵庫を閉めっぱなしでスマホで温度を確認できます。
もちろんリアルタイムモニターも可能。サイズ展開や機能展開がいくつかあるので買うときはちょっと迷うかも?
※問い合わせたところ日本国内使用が認められている技術基準適合品(工事認証取得品)との事です。
bluetoothで温度を拾えますから走行中のヘッド車内からもトレーラー内の冷蔵庫温度を確認することができますし、設定した温度範囲から逸脱するとアプリが通知を出してくれるという優れもの!
我が家ではありがちな「冷えてない!」とか「うわ凍ってる!」というのも減らせそうです。
今回の冷蔵庫温度記録のみならず今後ともずっと使えそうなデバイスなので、購入してみました。
今回私は単4電池で動く物を購入しました。(他にラインナップとしてボタン電池で動く更に小型の物もありますが交換サイクルが頻繁になる)
温度計の名称(自由に設定可能)、電池残量、温度、湿度を見ることができます。
1画面で2台までは見られそうですね。
「グラフ」のページを見ると
時間ごとの温度変化をグラフで見ることができます。
しかもCSV形式で保存することも可能!
データはセンサーユニット本体内に記録しているので、ユニットとスマホが常にbluetooth圏内に居る必要はありません。
「グラフ」のページにアクセスするたびに都度ユニットとスマホが通信して、最新データーを引っ張ってくる挙動です。
データは30,000ポイント記録できるそうなので、1分ごとだと約21日分。10分ごとだと208日分。30分ごとだと625日分記録できます。
キャンピングカー・キャンピングトレーラーの冷蔵庫温度計としては十分すぎます!?
いざ実験!
まず冷蔵庫は100Vで予冷しておきます。最高気温は連日18℃とかその辺り。
冷え具合をセットするダイヤルはうちの冷蔵庫の場合、時計で言うと12時が最小で10時が最大となっていますが6時の位置にセット。
そして冷えてきたところで12Vへ切り替え!更にその後温度がどのようになっているのかデータ取りをしました。(と言っても放置しておくだけですが)
まず左からスタートしまして、細かいギザギザがあります。
これは100Vモードの場合間欠冷却となるのでこのような温度変化になります。
そして11時頃に12Vへ切り替えましたところ順調に冷え続けたのですが、15時過ぎに1回冷蔵庫の中を確認すべくドアを開けたら何故かその後冷えなくなりました(?_?)
このとき、ヒーターに行く線が普段なら15A程流れるんですが10A位しか流れてません。ひょっとして昇圧器がずっこけたかな?と思って12Vを切ってみたり安定化電源を一度遮断してみたりとやったのですが、変わらず。
しびれを切らして(グラフ中央付近)また100Vにしました。すると何事もないようにまた冷えはじめ、翌日8時、落ち着いたところでまた12Vへ切り替え。そこからはどんどん冷えていきました。(冷蔵庫なのに氷点下までいった)
グラフの最後の方、少し温度が上がっているのはこの時間帯冷蔵庫側に陽が当たるからです。それでも氷点下ですけどね。( ̄∇ ̄)
実験でわかったこと
・とりあえず12Vで冷えることは確認できた。しかし走行中となるとどうなるか?
・12Vモードだとツマミは関係なく連続動作となる
・何故か途中で1回12Vモードで冷えなくなった。検証が必要か。
・温度計があると100Vやガス使用時にツマミ位置を合わせやすい