2022年11月に注文したDUCATOが、2023年6月やっと手元に届きました。
日本に正規輸入が始まるというアナウンスを受けてから首を長くすること約1年半・・・長かった~。
購入は自宅から一番近いRVランドさん。色々無理を言ってしまったんですが、親身に対応して頂けました。ありがとうございます。
私はこのDUCATOをキャンピングカーでも車中泊用途でも無く、単純に貨物自動車として使用するのでこの『ブログに掲載するのもどうか?』と思ったんですが、今後はキャンピングカーベース車両として日本国内にもどんどん広まっていくと思いますので何か繋がりができるかと思い、ブログ内カテゴリーを作って書き記していくことにしました。
色々な故障事例紹介や妙なカスタム?等も書いていく予定なので、何か皆様のお役に立てばと思います。
まずFIAT DUCATO(日本国内愛称”デュカト”)とは・・・
欧州を中心にLCV(Light Commercial Vehicle)としてかなりのシェアを誇る商用車。
サイズラインナップも豊富です。
が、日本にはこのうちL2H2,L3H2,L3H3のみが導入されました。
日本で言えばハイエース・NV350辺りの商用車といったところですが、車体のサイズはかなり異なります。今回日本国内に導入されたDUCATOのサイズは短いL2であっても全長約5.4m、L3は約6.0m。全高は低いH2でも約2.52m、高いH3で約2.76m。
これを単純に標準、ロング、ハイルーフ等の名称に置き換えて国内商用バンと比較すると、
国内商用バンの一番大きいロング・ワイド・ハイルーフよりもDUCATOは更に大きく、貨物自動車でわかりやすい近いサイズとしてはトヨタコースタービッグバンを少し短くしたような感じといったところ。
コースタービッグバンを短くして乗車人数を2人にしたら、ほぼDUCATOですね。
で、なぜ私がDUCATO L3H2を買ったかと言いますと・・・
実は今まで平成10年式のコースター ビッグバン(ロング)を8年ほど使って仕事をしておりましたが、色々不満がありまして。。。挙げていくと
●5速M/Tが私の用途に不向き。山間部走行と高速道路移動が多い私には辛い。
●設計の古さや車齢もあり、走行安定性の無さが目立ってきた。直進時も常に修正蛇をあてる必要があり、運転がとても疲れる。
●1HZエンジン(直6 4,200cc NAエンジン)のパワーが足りない。
●エンジンが真横にあってウルサい。聴力が落ちました。
●安全装備が皆無。エアバッグ、ABSすら無い。
●タイヤの真上に座席があるので乗り心地が悪い。
●マニュアルヒーター、マニュアルクーラー。温度操作が面倒。普段1人しか載らないのに車内全部空調が効くので無駄が多い。
●側面のドア、後部の観音開きドアの間口が狭い。
●協力業者等の誰かが乗る際、助手席ドアが無いので乗り降りが面倒。
●荷室内断面が丸みを帯びており、棚を有効に設置できない。
●車齢に伴い高額な故障が多くなってきた。
等々の不満を募らせていたのです。
私の仕事は多くの資材を搭載したあげく車内で直立して作業をする必要があるため、正直ハイエース等のハイルーフでは室内高高さや荷室容積が圧倒的に不足です。「またコースターのバンを買うしか無いか?」と思っていた矢先にDUCATO国内正規販売が開始の噂が流れ、調べれば調べるほどDUCATOは私が欲しい要件をクリアー。更に正規販売店が私の地元茨城県にあるということも重要な後押しポイントとなり、DUCATOに飛びついたのでした。
この記事を書いている時点で既に粗方のカスタムは完了しているので1つ1つ行程を紹介することはできませんが、重要なポイント紹介等はできると思いますので改めて記事にしたいと思います。
現時点で言えるのは、「この車、控えめに言って最高!」です。
変な故障とか無ければいいな~。